慌てふためくオペック

中国のコロナヴィールス騒ぎ。

中国起源の旅行者激減で､国際的に航空機燃料需要が減少、従い油価も下がろうと､その筋の”関係者”
が盛んにニュースを流す。

確かに市場は敏感で先週末、ブレント原油は急速に60ドルを割り込んだ｡

昨日はサウジの石油相が､コロナ病疫と原油需給は無関係だと､わざわざ宣言し油価の維持に懸命。

ウィーンのオペック事務局は突然急落する原油価格に対応する戦略の検討に入った。

FT報道だと､生産の再削減も検討中だという｡

しかし､世界的な自然エネルギーの採用、衰えぬアメリカのシェイルオイルの供給力でもうオペックのカクテル行為は､効力を失っている。

バイロン

エア インデイア 100％売り出し：インド政府

インド政府の財政状況が悪化している。

政府は2年前にナショナルフラッグ、国営航空エア　インデイア(インド航空)の一部株式(約25％）の売り出しを図ったが関心を示す投資家はゼロで失敗｡

モデイ首相は､今月、再び同航空会社の民営化(政府株売却）に挑戦。

今回は､同航空会社の全株を売却する。

亦2年前に買収条件の一つ、同航空会社の約80億米ドルの債務の内、50億ドルを肩代わりする条件を今回は、30億ドルまで下げ､子会社の国内航空と倉庫会社も”おまけに”つける好条件。

但し､外資の株所有率は49％迄とする。

興味のある先は3月中日の締め切りまでに手を挙げること､となっている。

バイロン

お先真っ暗

米国上院議会のトランプ弾劾裁判。
原告側の下院、被告側の大統領、双方、訴追、弁護の主張を終えた｡

これから裁判の手続きに入る筈だが、証人喚問、証拠提出につき決定権を握る上院共和党院内総務
マコーネルが証人、証拠の審議は無用だとし、即時上院議員の裁決→トランプ無罪の幕引きを演出しようとしている｡

上下院の民主党議員はマコーネル主張ををトランプ悪事の”秘匿行為(カヴァーアップ)”だと責めている。

この間､トランプ有罪を証拠立てる種々の情報が、メデイアにより暴かれている。

明日以降の上院裁判につき､はっきりした動きが見えない。

未だ上院、共和党内に造反者は見えない。

バイロン

米大使館砲撃：バグダッド

ABC報道によると昨日、イラク首都、バグダッドのグリーン　ゾーン内アメリカ大使館に3発のロケットが着弾。
食堂他が破壊された。
大使館が直接被害を受けたのは始めて｡
大使館は人身に被害はないと発表。
詳細は本国の国務省に問い合わせる様要請。

尚､ロケット発射の実行犯は名乗りを挙げて居ない。

バイロン