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アイルランドに政治革命:シンフェインの登場 [連載ー英国EU離脱交渉]

今月のアイルランド総選挙で津波的大変化が生じた。

永年IRA(アイルランド共和軍)の政治部局として英国へのテロ行為で、政治の舞台からは村八分だったシンフェイン党(アイルランド愛国党と英訳される)。

ここ数十年アイルランドの政治から、消えていた。

いわば"無印”のシンフェイン党が160議席のドール(アイルランド下院議会)に37議席を突如獲得。

長らく、アイルランド政局を牛耳ってきた中道右派の2政党の独占的政権に"全く予想外の”衝撃となった。

比例代表制のアイルランド選挙。

シンフェインは30%を超す圧倒的な国民の支持を得たが、斯様な大勝利を期待しておらず、議員リストに候補者を十分立てて居ない笑えぬ事態。

現与党に一議席しか差の無い大勝利で議会、第二党に跳ね上がったシンフェイン。

労働者の代表として、住宅の供給増、医療料金の低下を選挙旗頭として、思わぬ大勝利となった。

これからアイルランドは新政府の組閣。

これまでの独裁二政党は、シンフィン党との連立を拒否している。

シンフェイン党首マクドナルド女史は、若し十分な候補者を立てていたら圧倒的第一党の筈だったので、残りの弱小政党を糾合して政権確保出来ると豪語。

バイロン
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ミネソタのクロバチャー候補 [米国2020年大統領選挙]

アメリカ大統領予備選。

第二州めのニューハンプシャー州の民主党候補選び。

ミネソタ州選出の上院議員クロバチャー女史が、本命のバイデン候補、先行していた同じく女性上院議員ワレンを尻目に、第三位の得票率で注目される。(一位サンダース。二位ブテイジッジ。)

メデイアの解析で、彼女の支持層が65才以上の高年層、投票者の7割が女性であることが特徴。

亦、トランプの国を分割する政治に対し、国を統一する主張を全面にたてていることが好感された。

選挙後48時間で選挙資金の寄金が爆発的に300万ドルを超えたのも、注目の的。

次のネバダ州コーカス(2月22日)に向けて選挙応援に50名を雇用できるし、100万ドルの選挙用テレヴィ宣伝を打てる、と興奮している。

バイロン
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ニューハンプシャー州予備選:バイデン後退 [米国2020年大統領選挙]

7月ミルヲーキーにおける民主党全国大会。

1991人の代議員(各州を代表する投票代理人)を獲得すれば民主党の大統領候補となる。

昨日終了したニューハンプシャー州の予備選(投票形式、集会方式のコーカスとは違う)。

州の代議員数はたったの24人しかない小選挙区。

一昔前より、同州の予備選が全国最初の投票戦として、過大な注目を浴びてきた。

未だ開票中だが、アイオアのコーカスで敗れた本命のバイデン前副大統領支持が10%以下にしぼんでいる。

党規則で15%以下の得票では代議員の割り当ては無い。

社会主義者、サンダース候補が、国民皆保険ー"Medicare-for-all"ーを掲げて30%に近い得票でトップを走る。

バイロン
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WHOコロナヴィールス臨床実験開始 [国際]

昨日、WHOの上級役員ライアン医師はジュネーヴで下記発表:
・中国に入国しているWHOの医師団は中国政府と協力してヴィールス対抗薬の臨床実験を開始した。
・実験は今後増やしていく。

バイロン

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