SSブログ

フランス リセッションに [欧州]

フランス政府統計局インシーは本年第一四半期のフランスGDPの縮小が前四半期から5.8%に達し、前四半期の縮小率、0.1%に続いて2四半期連続の縮小で、フランスはリセッションに陥ったと宣言。

国民消費は前四半期比6.1%減。企業投資は11.4%の大幅落ち込み。

第一四半期の収縮率は第二次世界大戦終了時から最悪。

政府は11日よりコロナ風邪対策のロックダウンの緩和を行う。

6700万人の国民は3月17日より外出禁止命令下にある。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

台湾の誇り:世界が見るプロ野球 [国際]

台湾は見事にコロナ風邪と戦い世界に先んじて封じ込めた。

これまでの確認患者数は僅か、429名、死者は6名。台湾の人口は2400万人。

先月、台湾プロ野球は開幕。

無観客ゲイムだが、アメリカのTV局(Eleven Sports)が着目。

ユーチューブでリアルタイムの英語放送を始めている。

既に11試合を消化したが世界のTV観客は900万回もアクセスし、アメリカでは時差を超えて深夜にテレヴィに噛り付くフアンが増えている。自国のメイジャーリーグ野球は見られず鬱積している。

欧米では今ほとんどの観客プロスポーツが封鎖状態。

世界唯一開催中のプロ野球として、急に注目される台湾プロ野球リーグ、Chinese Professional Baseball League (CPBL)。

注目はそれだけの理由ではない。

今やコロナ風邪、覇権的外交、通商姿勢で、北京政府が世界の批判的視線を浴びて、彼らの台湾政府に対する、恐喝的姿勢についても、国際世論が批判を強め、台湾に同情的に転じている背景がある。

野球が台湾のソフト パワーとなった。


歴史を紐解く学者の解説。

野球こそ、中国本土の共産党独裁国家と一線を画する台湾の誇りであり、自由の象徴。

1895-1945年の間に台湾を領有していた日本政府が植民地政策の一環として1920年代に持ち込み奨励した野球。

終戦と共に本土の共産党政府に追放され台湾に移った国民党政府も台湾団結の象徴として野球を奨励。

国際社会が北京の威圧に敗けて次々と台湾を見放している最中(国連が台湾を除名したのが1971年、アメリカが北京政府の承認に回ったのが1979年)、1970年代から台湾のリトルリーグはアメリカ ペンシルヴェニアのワールド シリーズで17回も優勝している。台湾国民の唯一の誇りだった。

先月、台湾プロ野球の開幕に際し台湾総統の蔡英文女史はトウイッタに下記投稿。

“Hello to friends from all over the world! Thanks for staying up late or getting up early to cheer for the first hit with us in Taiwan,”

台湾の野球につき著書のある、California Polytechnic State University の教授Andrew Morrisは”野球こそ、台湾と本土を分ける明確な違い”だと簡明に断じている。

バイロン






nice!(0)  コメント(0) 

ロールスロイス最大の人員整理 [経済]

116年の歴史を持つ英国、ロールスロイス。

最大顧客のボーイング、エアーバスが夫々50%、35%の航空機製造縮小を決定したのを機に、商業用航空機エンジン部門を主に8000人の人員整理を打ち出した。

総社員数、約52,000人の15%に及ぶ。

社歴上最大の人員カット。

尚、同社は先月株主配当の差し止めを決定している。

整理は主に英国内工場勤務者だが、シンガポール、ドイツの海外工場も対象となる。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)