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二足先を検討するドイツのコロナ種痘 [テクノロジー]

コロナワクチン接種を受けた人は種々ロックダウンから解放されるべきか。

ドイツの大統領は民間の"倫理委員会"を招集した。

内閣、議会に対し勧告を行う。

首相以下行政部局でも検討が始まった。

指摘されている問題点の幾つか;

・現在、実施中のドイツのコロナ接種は、国家の強制ではない。
 従い、接種の有無で国家のロックダウンの適応を公的に左右すべきでない。

・例えば公共のバスの中で接種者にマスクを着用しない自由を与えても、当人が接種している
 確かめに人手とカネがかかる。
 亦確かめる手段がないと、無接種者がマスクを脱ぎ捨てても、区別がつかない。
 即ち監督の手段がない。

・既接種者が再伝染しない科学的証拠がない。
 根拠が確立するまで既接種者も一切のロックダウンの対象とすべきだ。

・老人ホームで種痘修了者は共同の食事、亦接種済みの家族の訪問を許すべきだ。
 ロックダウンで認知症患者が急増している。

等々、東洋の某”先進国"とは問題意識が大分離れている。

バイロン


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女性が上げた火星探査ロケット:UAEの快挙 [テクノロジー]

7ヶ月前、日本の宇宙センターから打ち上げられた、アラブ首長国連合(UAE)の火星探査ロケット、
"希望(Hope)”。

4億9000万キロを飛んで昨日、火星の軌道に無事乗り移った。

アラブ社会初の快挙。

推進役はUAE宇宙センター所長を兼ねる先進科学省長官のサラ アル アミリ。

女性である。

ドイツDW紙とのインタビュー。

所長を始め、宇宙センターの科学者、技術者からなる本プロジェクトの"科学チーム”の8割が女性である。

アミリ女史は12年間センターで働いている。

彼女によると、センターには、一切の性別差別が無かった。

DW紙も"ウーマン パワー”に驚いている。

なお、今年はUAEが英国植民地から独立して50年目の節目の年。

バイロン

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シェイルの王、チェサピーク社現場復帰 [経済]

アメリカ シェイル オイル ガス開発の旗頭だったチェサピーク エナジー社は、拡大路線を追いすぎて昨年6月に経営が行き詰まり破綻。

破産法チャプター11を援用しヒューストン裁判所管理下で事業再建の道を模索してきた。

昨日、裁判所は再建案を承認、約半年で、市場復帰を果たした。

再建の主要点は;
・昨年破綻時の総債務額90億ドルのうち債権者団は70億ドル分を棒引きとする。
・再建後、年間操業費用を10億ドル削減する。
・新規に再生投資25億ドルを確保、新投資家には新株優先取得権利6億ドル分を与える。
・本年末時点でネット負債を5億ドルにまで圧縮する。
・今後5年間でプラスキャッシュフロー20億ドルを生み出すこと。
・再投資は、実現したキャッシュフローの60%に限ること。
・昨日時点で、新生チェサピーク社の総資産価値は30億ドル。
・重役報酬は事業実績の他、環境貢献度にリンクする。
 ”直接温室ガス排出ーネットゼロ"目標を2035年に達成。
 天然ガス生産現場での空中燃焼を廃止する。 

バイロン



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