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スーパーサイクルの到来か 銅価格10年来の高値 [経済]

先週末の金曜日、ロンドンの金属取引市場で銅がトンあたり8930米ドルの高値をつけた。

2011年以来10年来、最高の価格。

コロナワクチンの普及による世界経済の回復期待、世界的電力需要の増加(新電線需要、即ち、銅の需要増)、風力発電等自然エネルギー発電所の新設(発電機械、電線に銅の新需要)、電気自動車の展開による電線の需要、等々の理由で高値がついた。

10年前の高価格帯時代"スーパーサイクル"時代に回帰した、と市場関係者は見ている。

尚、金曜日には、ニッケルが2014年以来の高値、アルミニュームも2018年以来の高値をつけた。


バイロン
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フェイスブックと豪州戦争 [テクノロジー]

豪州に本居を構える新聞業界の大立て者、マードック。

彼のニュース コープ社は世界の著名メデイアを次々と買い取って国際的に勢力を伸ばしてきた。

そこに出現の怪物、"ビッグ テック"に商権を奪われ始めた。

得体の知れぬ情報産業の参入者で勢いがすざましい。

フェイスブックやグーグル等の"ビッグ テック”はニュースを"国際的”な電波のネットワークで.即時多量に、且つ無料で流す。"有料で、地方的”な紙のメデイアは敵わない。発行部数は落ち続ける。

"怪物”は検索技術の独占を利し、宣伝広告分野でも、紙のメデイアを放逐する勢い。

もう、誰も、紙のメデイアー"新聞"ーの宣伝など見ない。

フェイスブックに載る宣伝広告をを見れば十二分に事は足りる。おまけに見るだけなら無料だ。

発行部数が減ったうえに、広告宣伝料まで"ビッグテック"に奪われては”伝統メイデイア”は死に至る。

マードッグは、紙のメデイアが持つニュースをビッグテックが利用したら応分の利用費を支払え、ニュースの無断使用は許さない、と主張してきた。

豪州政府は、同国人マードックの肩を持って、ニュースの有料化を進めるとする。

"ビッグテック"は使用ニュースに対価を支払う(マードックの懐に入る)仕組みの検討に入った。

フェイスブックは反撃した。

情報革命で時代は移り、あらゆる業種の運用則が変わった。

時代遅れの紙のメデイアの延命にビッグテックは寧ろ一役買っている。

地方の限られたニュースを国際ネットワークに紹介してやっている。

感謝されても、使用料を取られるとは承知できぬと怒る。

今週、フェイスブックは、一切の豪州関連ニュースの不掲載を決定。

豪州政府の公式プラットフォームまで削除する、と徹底的反撃に出た。

バイロン
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世界コロナワクチン事情 [テクノロジー]

世界でコロナワクチン接種が始まって、実証的に改善、変化が生じている。

その幾つか:

・ファイザー社は同社のワクチンの貯蔵に超低温は不要だと発表。
 それまで、マイナス60度Cから80度Cの超低温保存、輸送が必要としていたが、通常医療機関で
 使用の冷凍庫温度である マイナス15度Cから25度Cで効果は減じないと発表。
 但し、25日間だけ。

 冷凍設備持たぬ後進国に朗報でファイザー社の利益は爆発的に伸びる。

 尚、米国で使用許可の他のワクチン、モデルナ社ワクチンは一般冷蔵庫温度の プラス2度Cから
 8度Cで貯蔵可能。但し、30日だけ。

・種痘世界最先端国とされるイスラエルのシェバ医学センターは昨日、医学誌ランセットに、
 ファイザー社の二服ワンセット種痘で、最初の一服で防疫効果は85%の高い効率だと発表。

・英国はワクチン供給量に限界あり、多数に種痘をと、ファイザー、アストラゼネカ社のワクチンの、
 二服目の種痘を12週間の”広く遅れた”間隔で行っている。
 両社の使用規則は2服ワンセットで、2服目投与間隔は3週間としているがこれを無視してきた。

 昨日のランセット報告で英国政府は、実行中の"薄く広く"の種痘方式が認められたと声明。
 
 米国、EUは3週間ルールを守っている。

バイロン
 


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