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高齢者コロナ種痘一時禁止:フランスの場合 [テクノロジー]

フランス政府医療チームはオックスフォード大学・アストラゼネカ社製コロナワクチンの65才以上の接種を一時禁止した。

医療機関Haute Autorité de la Santé の提言による。

本ワクチンの臨床実験で、高齢者の反応、効果につき実例が少なく、実証例を増やし、
判断すべきだとする。

フランス政府は、他に、ファイザー社、モデルナ社製のワクチンの使用を承認しており、使用年齢制限は無い。

フランスは種痘実績が、英国、デンマーク、スペインに大差を付けられている。

1月31日現在で、僅か4万5千人に接種したばかり。

バイロン
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ドラギ前欧州銀総裁 イタリア首相に? [欧州]

先月、倒れたイタリア連立内閣。

大学教授コンテを首相に担ぎだし複数政党連合政府の纏め役としていたが、コロナ対策、大戦後最悪の経済不況に面して連立政府内部に不満が嵩じて破滅。

イタリアは議会解散の権力を大統領が持つ。

マッタレーラ大統領は昨日、前欧州中央銀総裁ドラギ氏に組閣を要請した。

ドラギ氏は国際恐慌でユーロ体制が揺らいだ時、機敏な対応で危機を救ったとされる。

その前は、イタリア中央銀行の総裁だった。

ドラギが連立交渉を纏められれば、前任コンテに次ぎテクノクラート首相が二代続く。

展開に、国民、多数政党から反対の声が上がる。

コロナと経済の二重苦の時こそ、国民の選択を求めるべきだとし、議会解散し、総選挙を行うべきだとの声が噴出。

しかし、総選挙は、コロナ蔓延の危険な賭けとして現時点ではタブーだとする意見も強い。

バイロン
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シンガポール コロナ種痘開始 [テクノロジー]

シンガポールは先週土曜日からコロナ種痘を開始。

健康省長官は昨日議会に下記報告。

・種痘開始から155,000人に接種した。

・対象は”シニアー層(中高年層)を優先している。

・手持ちのファイザー社のワクチンは、全国民の種痘を今年第三四半期までに終えるだけ十分の量を
 確保している。
 外国労働者も同様、第三四半期までに完全種痘の予定である。

・公共交通路線に沿い、ワクチンセンターを増設している。現在20カ所。
 1センター、一日当たり、2000人の 種痘可能の規模を持たせる。

・種痘前に、医師と、既往症、その他の問題につき十分話し合いし、合意の上で種痘を実施する。
 老齢者で、種痘センターに来られぬ人々には医者の往診を行い、自宅種痘も行う。

・種痘後、一定期間、効果、症状につき医療責任者のモニターを行う。
 WHO、ノルウェイー政府と、後遺症追跡の共同作業に合意した。

・155,000人の被険者のうち、4名にアレルギー症状が出た。
 20才台と、30才台の若者で発疹、呼吸昂進、唇の腫れ、喉の硬化、めまい、の複合症状がでた。
 一人は数時間で症状が消えた。3名は一日入院して様子見し、退院している。
 ICUの使用は不要だった。

以上、きめ細かい報告。行政先進国の、気配りは違うか。

バイロン
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91.6%の効果:ロシア コロナワクチン [テクノロジー]

世界的権威、ランセット機関はロシアのスプートニクⅤコロナワクチンの抗体生成率(効果率)が
91.6%の高い効果を持つと発表。
60才以上の2000名の被験者に平均一様の効果がでた。
尚、臨床実験は南ア、英国に発見されている変質コロナに対する効果については、未だ時間的に臨床結果が出ていない。
ロシア政府は、臨床実験を、4万人に広めるとしている。

ランセットに依ると、ロシアワクチンは世界最高トップ3に入るとし、EUは改めてロシアと購入の交渉に入ると発表。

同ワクチンは既に、ハンガリー他東欧諸国で、使用されている。

イラン、アルジェンチン、インド等16カ国が承認済み。

ロシアは本年中に、中国、インド、ブラジルの製薬会社と共同して、14億服を製造するとしている。

バイロン
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