初めてのバイデンー習電話会談

昨日米国バイデン大統領は中国習金平首席と初の電話会談。

ホワイトハウス広報官の発表から主要点。

・両首脳は環境、病疫、武器競争につき、両国の協力の必要性につき合意した。
・バイデンは､中国新疆省、ホンコンにおける人権問題に懸念を表明した。
　但し､来年の中国冬期オリンピックに米国の参加有無につき会話は無かった。(バイデンは､新疆省で
　ウイグル族の人種虐殺の疑いを指摘してきた。抗議のためオリンピック不参加が噂されている。）
・バイデンはインド太平洋の自由航海原則を維持すると強調。
　中国の台湾海峡での活動に懸念を表した。
・バイデンは中国との通商関係改善に友好国と米議会と対応を打ち合わせる．とし、当面トランプの
　懲罰関税の廃止は行わない。　

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EUコロナ対応支援基金発足

欧州議会は圧倒的多数で､懸案のコロナ対策基金を承認した。

総額６７００億ユーロ（８１５０億米ドル）の"復興活力資金（the Recovery and Resilience Facility (RRF) )"はメンバー国のコロナ対策費の補充に供される。

貸付金と､供与金の組み合わせ。

各メンバー国のコロナ対策費の１３％迄を補助するが､上乗せに､環境対策とデジタル改革ーDT（digital transformation)に主眼を置く”活性化プロジェクト”に追加資金支援する。

既に１８カ国から申し込みあり。

本基金は３年間有効。

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ナヴァルニー氏夫人ドイツへ脱出か

先月逮捕されたロシアの反政府活動家、ナヴァルニー氏の夫人、ユリヤ女史は昨日、モスクワ空港からドイツ　フランクフルトに向け出国した模様。
ドイツDW紙､スピーゲル紙が報じる。
ロシアのインアーファックスも同様報じた。

ユリヤ女史は先月デモ隊と共に一時拘束されたが釈放されている。
彼女のドイツ内所在は未確認。

バイロン

地殻変動:株取引アムステルダムに

英国のEU離脱。

未だに金融取引に関する両者の合意が無い。

先月の株式取引の実態が出た。

オランダ、アムステルダムの３証券取引所の株取引額は､先年１２月より一挙に４倍に増えて､始めてロンドンを抜き去った。

EUの証券取引所で､続くのは､パリ、フランクフルト、ミラノでロンドンを急追中。

世界金融のメッカ、ロンドン　シテイーに地殻変動。

バイロン

成文法国家へ:サウジ皇太子の宣言

慣習とシャリア法が司るサウジアラビヤには成文法社会の経験がない。

３５才の実質国王、モハメド　ビン　サルマン（MBS)皇太子は成文法社会への移行を宣言した。

本年中に､個人財産、個人権利の明確化､刑罰規定､等々、諸法を整備し、国際社会に準じる成文社会を創設すると宣言。

一方、シャリア法との整合性を図ると宣言。




脱石油の立国方針を進めるが、人権侵害で世界の非難を浴びるMBS。

法治国家と絶対王政との整合は？

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75％価格切り下げ:南アの抗癌剤

南アの製薬会社アスペンは白血病等に対応の抗癌剤の大メイカー。

圧倒的な市場占有率。

３年前にEU委員会は､独禁法違反で同社の価格操作を調査開始。

今週、EU委員会は､アスペンは６種類の抗癌剤の価格を"'７５％"切り下げ今後”１０年間”据え置くと発表。

亦供給量も変化ないと発表。

アスペン社は自在な価格操作で､EU内の諸健康保健機構から、高価な薬価の支払いを得ており､納税者を騙してきた､と発表。

今回の決着で､EU委員会はアスペン社の独禁法違反金の追求は停止。

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