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火事場のホワイトハウス [アメリカ州]

本欄で触れたウッドワード氏の新書(ホワイトハウスの恐怖;トランプ)の出版に続いてニューヨークタイムズ紙は昨日ホワイトハウスに勤務する”某高官”の無記名投書を掲載した。

その主旨は;

・トランプの”非倫理性”が全ての問題の根源。
 大統領周辺のスタッフは、トランプの指導性を無視するどころか危険視している。

・大統領への進言、報告、等は、彼の無知、反射的反応、敵対的姿勢により誤解され想像外の行動 に出る危険性あり、重要書類は、大統領に見せない。

・最近2トラック政策が知られている。
 即ち、トランプはプーテインを擁護ばかりだが、関係官庁では密かにロシア制裁を決定した。
 トランプの危険性を、防止する行政官の同士が、トランプを裏切った反乱の一例だが、すべて”国 益”の観点から、トランプ無視の密かな抵抗を行っている。

・憲法25条で閣僚の多数決で、大統領の無能力による業務遂行不能を理由に議会に大統領罷免の 提案が可能である。
 スタッフ間で密かに閣僚による罷免につき討議されている。

・中間選挙後、トランプの政治命脈が切れる。スタッフ間にはもう少しの辛抱だとし、トランプ施 策の妨害を続けようとの密かな合意がある。


トランプは怒り狂っている。

記事は国家転覆罪に値する。

無記名で掲載のニューヨークタイムズ紙は斯様な犯罪に加担せず投書者の正体を公表すべきだと、トウイッタ―で吠え続ける。

彼自身音頭を取り、”獅子身中の虫”、”裏切り者の悪魔探し”が始まった。

バイロン
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