中国対トランプ報復関税

来週から新規課税のトランプ懲罰輸入税に報復として中国政府は新規にアメリカからの輸入品総額600億ドル相当に5－10％の報復関税を課徴すると宣言。

実施時期、対象品目の公示は無い。

ただし、品目については蜂蜜、コーフィー,産業用化学品（？）が含まれるとする。

昨年の,米中貿易額だが,中国から,アメリカへは5000億ドル超の輸出、逆にアメリカから中国への輸出は1300億ドル。

今回の中国の報復関税で、共に総輸入の約半分に関税を課し合う事となる。

しかし,昨日、トランプはトウイッターで”中国がアメリカの農民層を目標とした課税をするなら、選挙妨害だ。その場合、中国から残りの輸入量、2370億ドル分にも課税する。”と吠えている。

確かにこれが実行させると中国からアメリカへの全輸出に懲罰課税の前代未聞の異常事態となる。

これに対し,輸入量の少ない中国は対抗の効果を求めて、関税賦課の戦いでは不利とし、税以外の対抗手段を採る事になりそう。

バイロン