連銀方向転換

先月の利上げに続き、今年中に少なくとも２回は利上げを示唆した米連銀ポーウェル総裁。

急に方向転換。

昨日、しばらく景気動向を観察するとし期近の利上げを否定した。

理由として：
１）中国、欧州経済の減速、２）国際貿易紛争、３)英国のEU離脱、⒋)米政府の閉鎖、５)金融条件の強化の傾向、を挙げて居る。

市場は好感して株価は反騰しているが、総裁が挙げた理由は先月も存在しており、（総裁発言の昨日には政府閉鎖は終了している。）先月の利上げから今度は、まるで先行き利下げさえあるような施策の変更は、不安定で、短期視点に影響を受けすぎるとして、識者の非難が強い。

批判の一部には、アメリカ経済の実態が短期的データとは裏腹に弱体化しているのでは無いか、と勘ぐる見解も見える。


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ミンダナオ島のテロ

フィリピーン南部のスル州ジョロ島。

先週、日曜日カソリック教会に爆弾が投げ込まれて２１名が死亡、１００名以上が負傷する大惨事が起きた。

中東から侵入のISが犯行声明。

デタルテ大統領は南部ミンダナオ島に巣くうイスラム民兵団、アブサヤフの犯行と断定。

彼らはISとの連携を公言してきている。

大統領は２１日ミンダナオ島に自治権を認め、同島の５００万人のイスラム教徒との融和に動いた直後のテロ行為。

ところが昨日、島の最南部のモスクに手榴弾が放り込まれて２名が死亡、数名の負傷者が出ている。

バイロン

英国の自動車産業

英国に稼働する自動車産業、EU離脱を控え将来像が描けない。

昨年の自動車産業への新規投資は.一昨年の丁度半分にまで落ち込んだ。

”破局的収縮”である。

彼らは部品の多くをEUからの輸入に頼る。

離脱で部品調達にカネと時間が掛かりそうだ。

離脱対応の経費は何処まで伸びるか不明瞭。

昨年、英国で製造された全車両は１５０万台で、ここ５年間最低の生産だった。

しかも、幾ばくかの売り上げ増はEUと日本、EUと韓国の自由貿易協定による。

自由協定で、日本、韓国に一昨年より２５％も増販したのにトータルで落ち込みである。

EU離脱で、虎の子の日本、韓国の市場を失う。

寂しい英国自動車業界で一人気を吐くのは、日本の日産である。


バイロン

男女同権：進んだ豪州

昨年、豪州証券取引所に上場のトップ２００豪州企業。

２００社の役員の内始めて２９．７％と、ほぼ三人に一人が女性重役となった。

２０１５年は１９．４％だった。

トップ２００社の内、女性重役を持たぬ企業は僅か４社。

２０１８年に昇格した総役員の内４５％が女性だった。

豪州最大の鉱山会社、フォーテスキュｰ社は役員の５５％が女性。CEOも女性。

これで女性の企業参加で英国、カナダ、アメリカを抜き去った。

報じたFT紙は女性の政治参加(女性議員数)、企業役員数で、先進国中日本が最悪、議員数で１０％、役員数で４％を切り、新興国のインド以下だと伝えている。

バイロン

アップル社に内部スパイ

内部告発で発覚。

カルフォルニア州のアップル工場に働く中国人が同社開発中の自動運転自動車の企業秘密を窃盗。

今週逮捕された。

同社は昨年の夏も同じく中国人従業員のスパイ行為で逮捕劇を演じている。


今回の事件、本人は企業秘密に接触できる重要ポストにあり集めた機密情報は”膨大”。


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