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非難に晒されるメルケル:中国に弱腰 [欧州]

中国政府が香港に押しつける国家治安維持法。
世界中で北京非難の渦が巻く。
先週、ドイツのメルケル首相は議会で、香港問題はドイツはEUと歩調を合わせ、北京と相互信頼に基づいて会話により決着を図るべきだと述べた。

これに対し、”香港新法”は法の秩序、人権、香港の自治権を侵し、中国政府と”信頼感”をもって、会話するなど”時代錯誤”も甚だしいと、彼女の与党、各政党からもメルケルは”弱腰”だと総非難の声。

直接北京に対し、”香港新法の撤回”を求める正式抗議文を送付べきだとの声が出る。

英国に倣い、香港からの政治亡命を認めろとの提案もあった。

首相として、12回の北京訪問。
徹底的に中国との通商拡大路線を進めたメルケル。
思わぬ反撃に遭っている。

バイロン



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カナダトルードー首相ワシントン訪問ドタキャン [アメリカ州]

先に、メキシコのオブラドール大統領のワシントン訪問に関し投稿したが、カナダのトルードー首相もワシントンに招待されていた。
7月1日から発効した”新ナフタ協定”を調印国、三国で祝おうとのトランプの招待だった。
三者会合は9日に予定されている。

本日、トルードー首相は突然会合の出席をキャンセルした。

公式事由として、コロナ対策の議会討議と重なった為。
トルードーはトランプに電話で謝り、了承されたと広報。

カナダ、米国メデイアで突然解約の理由につき種々憶測が飛び交う。

カナダ政府内部の漏洩情報として、新ナフタを自分の外交手腕と自賛して自分の選挙戦の売り物としようとするトランプの意図は見え見えであり、トルードーが出席すれば、トランプ再選を支持すると宣伝される罠にはまる。後数ヶ月で先ずトランプの再選はない。ポスト トランプの米加関係が需要で今回のワシントン行きは避けるべきだとの意見が見える。

バイロン
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一般客と一緒:メキシコ大統領ワシントン入り [アメリカ州]

今週始めてワシントンを公式訪問するメキシコ オブラドール大統領。

専用機は使わず一般客に混じって訪問する。

一昨年12月に大統領に就任直後、専用機の売却を命じている。

今回初の米国行きだが、これまで国内移動は一般客と同じでエコノミークラスである。
搭乗手続きも全て一般客と同じ。

大統領専用機など”エリートの羽根飾り”で無用だと拒絶。

”国民に飛行機の切符が買えない人が居るのに、贅沢はできぬ。”と主張してきた。

メキシコ シテイからワシントンに直行便が無い。
乗り継がねばならぬ。
一般局と混じって、それに保安担当の随行員など一切帯同しない。
身辺護衛の要請は強いが大統領は、全く意に介さない。

今回ワシントン入りもエコノミーで乗り継ぐと見られるが、流石に乗り継ぎルート、利用便名等は事前に公表していない。

メキシコは2012年に大枚2億2000万ドルを叩いてボーイングのドリームライナー機を大統領専用機として買い込んだ。
オブラドールの売却命令で買い手探しが続いている。
だが売れない。今日現在、1億300万ドルまで値下げしている。

メキシコ国民は、突然、空港や機内で同席の大統領に驚いてウェブに写真が飛び交う。
オブラドール人気はすざましい。

贅沢を好む対極のトランプとの面談が始まる。

バイロン
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