Made in Paris <魔物>

感染者拡大真っ只中のフランスは、レストラン・カフェもそれなりにお客で活気が戻っているこの頃。交通機関もソーシャルデイスタンスは解除され、満席。ちょっと前の緊迫感も何処ぞへと飛んで行った。通常に戻ったフランスだが、違うのはマスク着用がどこでも義務付けられていることだ。しかし、マスク着用の議論は日々繰り返され、フランス人にとっては、マスクは、人を破滅に導く魔物で息苦しいの一言に尽きない。ぐうたらママは日本人であっても、マスク着用は初めてのため、この気持ちは分かるかもしれない。ぐうたら娘は、新しい研修先で仕事が始まり、週二回社長宅へ出向くほかは、テレワークが殆どである。オフィスでやるよりも邪魔されず、気が散らず、実に捗るようだ。ランチ時間が来れば冷蔵庫を覗けばいい。終了時間が来れば友人達の所へ飛んで行く。公私共に充実した研修生活の毎日を送っているぐうたら娘に、テレワークに適さない椅子に座って腰に負担がかかりすぎているぐうたらママ。ここでもやはり真逆である。舞

蓼科の夏の終わり

初めての蓼科山荘の夏。昨年クリスマスイヴに生まれた私。パリス　ヒルトンが子犬を買った同じ六本木の犬屋さんから、主人のところにやってきました。主人はコロナの騒ぎで蓼科高原に人が少ないと言いますが,私はヴェランダに集まる多くの小鳥、リスの一家、庭に遊ぶ鹿の群れと仲良くなりました。私が近寄っても平気な顔をしています。私はまだ乳歯が生え変わらず、歯茎がかゆくて硬いものに噛り付いて、主人からお前は俺の机や本を食べる心算か、と怒られます。奥さんは今年の夏は天気が不順で雨が多いと言いますが私には、空気が乾いて涼しく、東京の家とは比べ物にならない気持ちの良い夏でした。大分、気温も下がり始め、日中も暖房をつけています。主人は、そろそろ下山しようと言い出しました。
テイテイ

９月１５日：黒い日(Black Day）

本日、９月１５日、ワシントンでトランプ仕掛けの中東和平計画―イスラエルとアラブの二国,UAEとバーレーンの”国交正常化”が調印される。

パレステイナ政府は,UAEとバーレーンをアラブの大義の裏切り者と断じ、和平は、イスラエルがパレステイナの占領地(ガザと西岸）から完全撤退するまで達成しないと宣言。

本日を”黒い日(Black　Day）”と呼び将来とも、イスラエルとの抗争を激化させると宣言。

バイロン

ナヴァルニー人工呼吸器を離れる

ロシア　プーテイン大統領プーテインの天敵、ナヴァルニー氏。

先月シベリアからモスクワへの空路、毒薬中毒で昏倒。

以降、ベルリンのシャリテ大学病院で治療。

昨日、病院は人工呼吸器を外して、丸一日自力呼吸ができた事、短時間ベッドを離れて歩行が可能となったと発表。

家族との写真をウェブに掲載。

病院は、使用された毒薬は神経作用薬、ノヴィチョックと断定。

尚、患者の試料はスウェーデン、フランス政府に分けられ、両国の研究機関はシャリテ病院と同様の結論に達している。

ナヴァルニー氏は回復次第、ロシアに帰国すると宣言。

多方面から帰国は危険だとの忠告を無視する。

バイロン

ＷTＯトランプ中國関税を違法決定

過去２年間、技術移転強制、知的財産搾取の理由に、中国からの輸入に法外な懲罰関税を課してきたトランプのアメリカ。

今週、ＷTＯ(世界貿易機関）の紛争解決パネルは、同関税を正当化できぬとして無効の決定。

およそ、あらゆる国際機関、協定から脱退の単独行為を進めてきたトランプ。

既に任期の来ているパネルのアメリカ代表の交代人事を行わず、WHOから脱退を仄めかしてきた。

世界中から総スカンの強硬派ライトハイザー米国通商代表、当然の様にパネル決定に噛みつく。

中國の犯罪を無視した裁定だと大騒ぎ。

一方、１１月の大統領選挙で、プラグマテイストのバイデンが勝利すると全般的な対中政策がいかに変化するか、世界一様の関心事。

バイロン