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2022年中国冬季オリンピック反対 [スポーツ]

世界5大陸を代表する160の人権団体が連名で国際オリンピック協会(IOC)バッハ会長に要望書を提出。

中国北京政府の、新疆自治区、チベット、香港、内モンゴル自治区における人権侵害は許せず、
2022年の北京における冬季オリンピック開催を取り消すよう要望。

昨年来、アメリカ議会で、中国政府の人権無視の行動に抵抗しようと、アメリカは抗議として北京冬季オリンピックに選手団をおくるべきでは無い、との議論に火をつける格好となった。

同趣旨の議論は、最新の民主党大統領予備選挙でも大きな話題となっていた。

今回の要望書では、2008年の北京夏季オリンピックが国際社会の期待に背いて、北京政府の人権侵害を悪化させる切っ掛けとなったとし、同じ間違いを犯すなと警告している。

2015年の北京開催のIOC決定は、候補地、オスロ―、ミュンヘン、ストックホルムが辞退し、最終選考はカザフスタンのアルマトイと北京の二者択一の決定だった。

国際世論は、オリンピックが ”マネー ロンダリング”ならぬ”政治ロンダリング”となり、悪徳政治を是認する方向にあると見る。

中国外務省は声明を発し、今次の人権団体の要望書はオリンピックを”政治問題化”し、オリンピック精神に悖ると抗議。

バッハ会長は、”北京開催の決定は政治的配慮によりなされたのではない、”と短いコメントを発した。

バイロン
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EU-中國サミット [国際]

来週から始まるEU―中国サミット。

EU回転議長国ドイツのメルケル首相が仕切る期待の大会合。

だが、当初企画したライプチッヒでの華麗な大会議の筈がコロナ風邪の影響ででテレ会議となってしまった。

27カ国の首脳が中国習近平主席を一同うち揃って歓迎する壮麗な仕掛けが、メルケル,EU理事会,EU委員会の長、それに習近平だけの限られたテレ会議に変わった。

もっとも、今年EU―中国関係は大きく変化している。

中国の失点が重なる。

今回のサミットの根回しにEU各国を事前訪問した王毅中国外相は散々な扱いを受けた。

メルケル首相は会合さへ拒否している。

EUの不満は;
・香港治安維持法。返還条件に反し、また重大な香港住民の人権侵害だと各国が一様に反発。
・新疆ウイグル自治区の住民洗脳。強制キャンプに収容し、イスラム教徒の人権抹殺。
・コロナ風邪対策で国際協力の欠如。
・チェッコ首脳の台湾訪問に、北京が示した過剰な拒否反応。
・南シナ海の覇権行動の強化。アジアの不安定要素の拡大。
・経済力の誇示で一帯一路政策をおし進め、共産主義の輸出。

来週のテレ会議では最終コミュニケの合意さえ疑問視される。

一方、アメリカのトラン大統領の一国主義、国際協力拒否の姿勢にEUは厳しく反発しており、米中貿易戦争でトランプを敵とする中国は敵の敵として,EUには欠かせぬ仲間。

11月の選挙でトランプが消滅する可能性も含め,EU―中国関係は微妙な関係に入っている。

バイロン
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ネヴァダ州知事命令違反:トランプのラリー [米国2020年大統領選挙]

トランプは今週末、ネヴァダ州ヘンダーソン市で選挙集会を行う。
コロナ対策で州知事は、50名以上の集会を禁じている。
トランプ選挙団と集会を計画しているのは熱狂的トランプ支持のエクストリーム産業なる企業。
その工場の密閉された空間でトランプは選挙演説の予定。

ヘンダーソン市長は若し州令に反して集会を挙行すれば、参加者には規定通り一人500ドルの罰金を課し、エクストリーム産業の営業権を剥奪すると宣言。
州知事はまだ処遇を発表していない。

バイロン
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メルボルン ロックダウン反対デモ;コロナ陰謀説 [アジア]

週末の豪州のメルボルン。
ソーシャルメデイアに流れるコロナ陰謀説。
世界で最も厳しいロックダウンに反対の群集が暴れ警官と衝突。
土曜日は14名、日曜日は74名が逮捕された。

先週末より、コロナ風邪は実在せず、当局のロックダウンは違法だとする陰謀説がウェブに流れ全国に”自由の日デモ”を呼びかける一団が騒いでいる。

バイロン
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