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苦節10年、イブラヒムの登場;マレイシア政治ドラマ [アジア]

典型的な政治闘争のドラマは長くマレイシアを苦しめている。

劇画ででしか可能と思えぬ政争が政界浄化を夢のまた夢としてきた。

3月には95才になる”政治の達人”マハテイールが、復権、奪取した首相の座は現首相、かっての部下ヤシンに奪われた。ヤシンは多数政党の権力仕分けのさじ加減でマハテイールを追い落とし、権力の座に着いている。

その昔、達人マハテイールは、絶対権力を誇る首相として君臨、後継者にアンワール氏を指名したが、彼の力がつきすぎたとして恐れ、彼をソドミーの罪をでっち上げ10年獄に繋いだ経歴がある。

今年3月以来、ヤシンの首相の座は四方から揺すられ、マレイシア政治の舞台はお馴染みの混乱、混迷そのもの。

今週、アンワール氏は記者会見で、マレイシア議会222名の議員の過半数から支援を取り付けたので、国王に会い、新政府を結成する許可を求めると宣言。
巌窟王の復活かと注目を浴びる。

ヤシンは、国会解散だと抵抗。


バイロン

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通常予算放棄:6月の緊急予算英国コロナ対策 [欧州]

英国ジョンソン首相は今後6ヶ月のコロナ対策強化を発表。

これに従い、サナック財務相は恒例の予算編成を断念し、10月以降6ヶ月に適応される短期緊急財政案を作成、議会に議ると発表。

ジョンソン首相のコロナ対策は、今後、施行の具体策が益々企業、個人の経済行動を制限するとし、企業破綻の防止、失業の抑制を二大目標とした緊急策を採用すると発表。

年末にはEU離脱が実現化する。対応の財政作動も必要で、英国は、厳しい冬を迎える。

バイロン
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ルイズヴィルデモ隊が発砲 [米国2020年大統領選挙]

人種騒動が広がるアメリカ。

昨日はケンタッキー州、ルイズヴィルでデモ隊から治安警察隊員に発砲。
二名が負傷したと報じられる。

巷に溢れる銃器。官憲も、普段に銃による反抗を予期しなくてはならない。

”刀狩り”の洗礼を受けず、寧ろ銃保有が市民権とされる”異常国家”。

警察の過剰武装、過激行動も、対応の市民が武装しているとなれば、責めようが無い。

平和的示威行動も、夢想に終わる。

哀れなアメリカと言うべきか。

バイロン
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