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国際マネーロンダリング:巨大銀行に津波ーフィンセン レポート [国際]

アメリカ財務省の一部局、 Financial Crimes Enforcement Network (FinCEN)に米国稼業の全銀行は、
マフィア、ロシアオリガーク、独裁者、犯罪組織、違法企業、個人等の”疑わしい”取引先との”疑わしいデイール”に関し、報告の義務(Suspicious Activity Reports (SARs)の提出義務)がある。

所謂、マネーロンダリングの疑惑報告義務である。

報告は、フィンセンリポート(FinCEN report)と呼称される。

しかし、報告にも拘わらず、犯罪の証明、訴追に至った数は極小。

昨年ファイルの全容がアメリカのメデイア、BuzzFeed Newsに漏れて、世界犯罪解明ジャーナリスト組合 (International Consortium of Investigative Journalists (ICIJ))に報告された。

現在、88カ国の400名の犯罪担当記者が、ファイルを精査している。

1997年より2017年間の数百万件の報告内容を追求している。

この間、違法金流の総額は2兆ドルを下らないとされる。

ドイツのドイッチェバンクの具体的悪行が明るみに出始め、官権が動き出した。

アメリカの巨大銀行の具体的犯罪例も、明確になる。

今後、国際巨大銀行と暗黒のマネー付き合いが徐々に白日の下に引き出される。

”黒い津波”の来襲である。

当然ながら、巨大国際銀行株は嫌われ始めた。


バイロン


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誰も聞かないトランプのイラン制裁 [米国2020年大統領選挙]

トランプの選挙戦、切り札の一つを切った。

昨日、ポンペオ国務長官、クラフト国連米国大使は、イラン制裁に関し下記発表;
・イランの再軍備行動につき、イラン防衛省、弾道ミサイル 計画、それを補助するヴェネズエラ
 マドウラ大統領に対してアメリカ独自の制裁を課す。
・国連の賛同を要しない。アメリカは”数の戦術”に与しない。
・アメリカはイランのテロリズムを支持、賞讃する国を国を許さない。

先週末、国連安保理はアメリカにイラン制裁に着き、国連の許可を与えぬ決議を行い、事務総長は、
アメリカの制裁事由に正当性を認め無いと発言している。
イラン核協定国は全て明確にイラン制裁を根拠無しと主張、英独仏三国は連名で、アメリカ非難声明を発している。

昨日は、国連創設75年記念日、総会では、”複数主義”の国際協調を祝う式典が行われたがクラフト大使は欠席。

バイロン

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