英国北部に豪雪と強風

週末英国北部は猛烈な強風と冷気に襲われた｡

予想を遙かに超えた時速１００キロの猛風､時季外れの豪雪で気象台は外出禁止を含む希なレッド警戒を発している｡

局地的に､停電が頻発。

スコットランド、北アイルランド、北イングランドで、死者が報告される。

バイロン

ポスト メルケル ドイツの新路線

長く欧州政局の舵取りを担ったドイツ宰相メルケルを継ぐ中道左派社民党オラフ　ショルツ氏の連立政権。

主たる連立相手、緑の党他との政策目標が徐々に固まってきた。

環境革命を旗印の新政府、エネルギー政策は主要アジェンダ。

ドイツ国内政策は以下が目標。

・２０３０年までに８０％の発電は新規エネルギーによること。

・２０３０年までに暖房用燃料は”環境ニュートラル”であること。

・石炭火力発電所は２０３０年までに”可能な限り”廃止する。

･自動車の内燃機関の廃止を決定する。廃止期限はこれから決定する。

･商業用ビル、個人住宅の新設は屋上に太陽光発電パネルの設置を義務ずける。

･洋上風力発電を推進する。


バイロン

ドイツ 種痘証明書の偽造 噴出

先週から､コロナワクチン未種痘者対策に指定の場所、公共施設への入場を禁止しているドイツ。

途端に、種痘証明書の偽造が全土に噴出。

ドイツの証明書は紙の証明書で、QR付きでスキャンすると政府の証明アプリに繋がる仕組み。

偽造証明書は既にオンラインで２００ユーロほどで手に入る。

一方、街頭のチェックは精々､スポットチェック。

全国民を常時チェックは出来ない。

抜け穴は多すぎる。

バイロン

ソロモン諸島 台湾支持の騒乱 豪州軍派遣

ソロモン諸島首都ホニアラに首相退陣を求めるデモ発生。

国家非常時声明が発せられ､治安維持協定に従い､豪州は､今週、平和維持軍を派遣。

現政府が２年前に､台湾と断行、中国本土を承認してから燻る反対世論。

米国とは緊張が続く。

中国は大使館を設置し､中国企業の急激な進出がはじまり、国内に軋轢が高まる。

首都では､中国系企業の焼き討ちが生じている。

バイロン

リビヤ 選挙管理 大混乱

独裁者カダフィの息子､サイフ　カダフィは来月のリビヤ大統領選挙に出馬。

だが、選挙管理委員会は､彼が父親と同様戦争犯罪人として国際警察が追求していた事を事由に、立候補を拒否した｡

カダフィ支持者が騒ぎ出した。

一方、政府軍に抵抗して反乱軍の長だった､ハフター将軍も立候補。

ところが､カダフィの出身地で、堅固な支持基盤であるミスラタ州裁判所は、今週、ハフターに内戦中に政府軍兵士を殺害したと、死刑の判決を下した。

選挙管理委員会は､ハフターの立候補が有効か､否かの判断に苦慮する。

両者とも､国を二分する人気者。

来月の選挙は､どうなるのか。

国連がリードするる選挙。国家統一と和平の手段の筈だが、真逆の分裂と流血を産みそうだ。

バイロン

仏伊クイリナーレ協定

昨日、イタリア　ローマの大統領府（クイリナーレ宮）でフランス　マクロン大統領とイタリア　ドラギ首相間で､協力協定が署名された。

ポスト　コロナの財政対応について、両国が協力する。

さらに、これまで､ＥＵメンバー国の財政を律する”安定と成長協定”が想定している基本環境の変化に対応する。

新技術開発、環境対策、エネルギー安定、等に新しい公共投資の必要があるとし、これまでの財政規律の見直しが必要とする。

欧州統合の支柱だった、ドイツ　メルケル首相の退陣を迎え､仏伊の接近は､欧州パワー　シフトを意味するか。

バイロン

英国議会の幼児

英国下院議会に幼児を連れて入場の母親議員。

議事進行中に乳を与えたり､また幼児が泣いたりする｡

これ迄、子供連れを認めてきたユーモア溢れる議会。

だが、議場に子供を連れてくるなの声が、上がり始めた｡

これに対して､多数議員は意味の無い野次を飛ばす成人議員より、幼児の方が”静かで大人らしい”、と反論。

ジョンソン首相は､議会は、”家族のように”運営されるべきと,子連れ議員を大目に見たいとする。

政治”先進国”、英国ならでのやりとり。

バイロン

アフリカ 新種コロナ発生 航空機乗り入れ緊急禁止

英国は､昨日、アフリカ大陸南部の６カ国からの航空機乗りを緊急停止した。

コロナ風邪ウイルスの変種が発見された。

南アフリカ､ナミビア、ジンバブエ､ボツワナ、レソト、エスワテイニ､からの全飛行便の入国を停止。

英国では未だ発症の報告は無いが、B.1.1.529と呼ばれる新種は南アフリカ､ボツワナ、香港に４９件発生している。(BBC調べ）

バイロン

ロシア ウクライナ国境の緊張

ウクライナはロシア国境に軍を集結させ軍事演習を強化中｡

ロシアは”数万の”軍を国境に貼り付けている。

ウクライナ政府は､ロシアの越境侵攻が１月末、乃至２月初頭に起こると厳戒態勢に入った｡

また。ロシアの侵攻はベラルーシ経由の可能性があると、防衛戦を延長している。

ドイツ宰相メルケルはロシアの行動を阻止せんとEUの制裁の強化を画策中。

バイロン

新EU旅行プラン 種痘ベイス

EU委員会は､来年から施行の新しい域内旅行規則を策定している｡

これまで２７のメンバー国の規則がバラバラに存在してきた｡

これを統一する。

原則は、WHOが承認し､EU薬品局が追認しているワクチンによる完全種痘者は、EU域内を一切の制限無く移動できること｡

問題は、種痘証明の画一化、未種痘者の扱い、完全種痘の効果期間。

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