GE新時代へ：3社に分割独立 健康産業へ舵切り

アメリカ重工業の旗頭、GE（General Electric）は､会社を三分割し、それぞれ独立させる決断｡

新規に誕生の三社は；

･健康産業としてーGE Healthcare社ーの設立。
　2023年にスピンオフ完成。
　GEは新会社の19.9％の株を所有。

・総合エネルギー企業としてー現存のGE Renewable Energy, GE Power 、GE Digital 、
　GE Renewable Energy、 GE Power、 GE Digital をひとまとめにする。
　エネルギー特化の単一企業となる。
　スピンオフは2024年に完成。

･GE本社は､上記スピンオフ完成後は､航空機製造に特化する独立会社となる。


昨日の発表に従い､GE社株価は一挙に10％の急騰。

欧州重工業の雄、ドイツ、シーメンス社に倣う健康産業への重点舵切りが好感された。

シーメンスの健康部門の独立分社は米国その他証券市場で上場を果たし､業績も急上昇中。

バイデンの社会保障財政投資計画には特に髙齢者への､眼鏡、補聴器､義歯等の健康器具の国家負担が盛られており、時代の意識覚醒に沿った動き。

フランスでは伝統的に国民の視力保持に､国費で毎年全国民に新規眼鏡を提供している。

何処かの国の”主要企業”も寝ぼけていないで､世界から学ぶのが身のため。


バイロン

東欧の難民問題；凍死と餓死 ベラルーシの悲劇

イラク、アジアからの難民が突如、急増中。

ベラルーシを経由しポーランド、ラトヴィア、リトワニアのＥＵメンバー国へ移住希望の大群。

ポーランドは､ベラルーシ国境の警備を強化し、軍隊も動員して､押し寄せる難民の越境を防止中。

リトワニアは昨日、難民急増に､国家非常事態宣言、ベラルーシ国境を封鎖。

三国とも､ベラルーシが東からの難民をうけいれＥＵへ送り込む政治キャンペインを行っていると非難。

背後に､ロシアがあり、難民を利用したＥＵ揺さぶり作戦だと非難。

難民を人間の盾としていると非難。

ＥＵ、ＮＡＴＯ、米国は彼らの非難を妥当だと認めている。

一方、ベラルーシは､難民受け入れは当然の人道的処置だとし、彼らの受け入れを拒否するポーランド他の諸国は非人道的だと逆非難。

難民は､行方を遮られ、ベラルーシ国境に数千人が急拵えのテントを張っているが、気温が零下に落ち込み始め、老人、幼児に凍死者が出ている｡

また、ベラルーシ政府は､食糧、飲み水の提供を行っておらず、餓死者も報告される。


バイロン

英国民全員退去勧告：エチオピア内戦激化

エチオピア北部州テイグレイの反政府軍事蜂起が起こって丁度1年。

反乱軍は､首都アジズ　アババに迫る。

唯一の国際空港も占拠されそうな勢い。

英国政府は､エチオピア居住の全英国民に至急、国外脱出を勧告。

空港閉鎖、大使館占拠の危険あり、即時､脱出せよと勧告。

バイロン