リビヤ大統領選挙 カダフィの息子が立候補

2011年、リビヤの独裁者カダフィはNATO軍に殺害された｡

爾来､リビヤは東西に分かれ内戦が続いてきた｡

原油生産は地に落ちた。

国連、EUの永年の仲介で､ようやく12月24日に初の大統領選挙を行う段階に達している。

先週、アメリカ副大統領ハリスはパリに飛び国連、ドイツ、フランス、イタリア代表とリビヤの大統領選挙を支障なく遂行することを確認。
邪魔する分子には制裁も辞さぬと確認している。

しかるに､思わぬ事態が発生。

週末、独裁者カダフィの長男､49歳のサイフ　アル　イスラムが突如、立候補。

父親殺害後、NATO、EUから、戦争犯罪者として追求されて居たが、10年間身を隠していた。

カダフィ時代の､国威高揚、経済順調の世界を懐かしんで、長男出馬に多くの国民は歓喜している。

欧米､リビヤ国内のポストカダフィの支配者連には、恐ろしく、面倒な相手が出現した。

先ずは来月の選挙が無事に挙行出来るのか。

”戦争犯罪人”が勝利するとどうするのか。


バイロン

北朝鮮 中国ロシアに国境開放へ

世界メデイアが報じている｡

衛星写真に依ると、北朝鮮は中国、ロシアとの国境を開放する動きを見せている。

2年前にコロナ伝染を阻止すると国境を閉鎖､通商関係も中断していた。

国境付近にコロナ風邪防疫施設が新設され貨物列車が国境を越えて動き出して居る様子。

米国を中心に北朝鮮の非核化を狙う西欧諸国は、交換条件とする食糧等のサンクションの効果が薄まると懸念。

バイロン

オーストリア コロナ封鎖：未種痘者10日間外出禁止

先進国のコロナ対策が､ワクチン種痘を強化して”コロナと共存”、接触も解放して経済回復路線に傾いているのに､”ドイツ語圏(ドイツ、オーストリア、スイス）”では、急に伝染者が増えている｡

種痘普及率は高いが、未種痘者数も多く､彼らが被染している。

本日から､オーストリア連邦政府は全土に未種痘者の外出禁止令を発した｡(幼児は除く。）

10日間、彼らは、食糧、医薬品等生活必需品の買い物に出る以外住居を離れてはいけない｡

警官が街頭に出て、人々の種痘証明をチェックに入る｡

約200万人が対象となる。

今回の封鎖処置は全州政府の承認を経ていない｡

既に､野党の自由党他は、連邦政府の措置は個人の自由を束縛する憲法違反だと抗議している。

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