オランダとシェル社：配当源泉課税

オランダの納税二大企業、国際企業シェル社と、ユニレヴァー社。

共に英国、オランダに本社を持つ”二重株式会社”。

オランダ政府は英国会社への配当支払に､15％の源泉税を課してきた。

オランダ最大の税収元で長く両社の抗議の的だった。

ユニレヴァーはオランダ　ロッテルダム本社を閉鎖しロンドン本社に纏めると宣言。

今度は､シェルに同様のオランダ逃亡の動き。

オランダ政府は､源泉税、15％の撤廃を含み、引き留めに躍起。

だが、議会では､緑の党、左派連合が”多国籍大企業”の優遇に反対している。

シェル社のオランダ撤退は来月の株主総会で決定される。

バイロン

1.2兆ドルインフラ法案成立：バイデン初の勝利

19名の共和党上院議員､13名の共和党下院議員が、民主党に同調して、終にバイデン大統領は
初の”議会勝利!”を勝ち取った｡

5年間に道路橋梁改善に5500億ドルの財政投資を含む広範囲なインフラ整備法案(総額は1.2兆ドル）が成立した。昨日バイデンは法案に署名。

アフガン撤退、コロナ対策、外交姿勢に鮮明さを欠いて､バイデンの支持率は急降下していた。

先週末のワシントンポストの世論調査で､支持率は41％まで落ち込んでいた。

来年は中間選挙。バイデン、これで人気挽回なるか。

バイデン

デイテルテ大統領上院議員に立候補：フィリピーン総選挙

憲法で再選を阻止されているフィリピーン大統領、デイテルテ、依然として支持率は70％に近い。

副大統領に立候補するだの、一切政治から身をひくだのと、去就が注目されたが､結局､上院議員に立候補となった。

娘、サラ　デイテルテはかっての独裁者マルコス大統領の長男”ボンボン”マルコスの大統領立候補に､ランニングメイトとして副大統領に立候補している。

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