トランプ弾劾動議

新年、民主党断然優勢のアメリカ連邦下院議会の開会。

カルフォルニア選出の民主党シャーマン議員がトランプ大統領弾劾動議を議会に提出の用意ありと宣言。

法の執行妨害が理由。

下院議長に選出された同党ペローシ女史は現在継続している法務省ミューラー特別捜査官の捜査が終了する２ヶ月待つ様にと説得。

同女史は弾劾の可能j性を否定していない。

ミューラー捜査は､トランプの大統領選にロシアの支援を求めた違法選挙の疑い、二人の女性とのセックススキャンダルを隠し通すために違法に選挙資金を流用し"沈黙"を買った嫌疑等､をカヴァーしており捜査は近く完了の段階。

トランプは法務省に圧力をかけ続けて捜査妨害を図っている。

手続き上、下院が弾劾を決議すれば弾劾案は上院に回付され三分の二の多数決で効果を発揮する。


バイロン

中国旅行者に警告；米国務省

アメリカ国務省は､昨日アメリカ国民に対し､中国への旅行につき、警戒を発した｡

警戒度２度の中身は､中国から出国時に理由無く突然"出国禁止"の措置により、"数年”官憲に拘束される危険があるとする。

中国のハウウェイ社副会長メング女史がアメリカ政府の要請でカナダ空港で足止め拘禁されてから、中国は報復として３名のカナダ人の中国からの出国を禁止し拘束が続いている。

今回のアメリカ国務省警告は明らかにカナダ事件が下敷きとなっている。

警告は､中国への渡航禁止までの処置では無いが旅行者に危険度の認識を求めている。


バイロン

アップルショック

トランプの仕掛けるアメリカ第一主義、保護主義が関税戦争の火の手を上げ続ける｡

スマフォの雄、アップルは過去１６年間右肩上がりの増収増益。

しかし､昨日始めて本年度の利益予測をマイナスとした｡

米中の貿易戦争で中国の商域が急に収縮したのが原因と発表。

これに従い､現在、中国に居を構え操業中の､無数のアメリカ企業の収益にも重大､深刻なマイナスが、あろうと､市場は震え上がる。

アップルの株価は昨日一挙に１０％を失う"ショック”となった。

リスク回避の駆け込み寺に株から資金が移動する｡

昨日、米国債、金、日本円に逃避資金が流れ込んだ。

円の人気は強烈で世界主要１０通貨全てに対し円高を記録。

アメリカでは､連銀に非難囂々｡

国際通商が細っているのに､利上げとは間が抜けている。

反省も無く今年も連続して金利値上げのポスチュアとは門違いの愚策だと指弾がはじける。

先ずは、米中貿易戦争が片づかぬと国際交易は混乱を深め細り続ける。


バイロン