SSブログ

決定的な二言 [連載ー英国EU離脱交渉]

昨日、英国議会の首相対話で、メイ首相の発言。
・一部にリスボン協定50条を延期して、EUとの協議を長引かせようとする動きがあるが、全く無意 味である。
 議会の選択は三つに一つ。
 即ち政府案の離脱か、離脱案を拒否して”無協定の断絶”か、離脱反対(国民投票の意思に反する) かの選択。
 交渉延長の時間稼ぎは選択肢にない。

これに応じたか、EU交渉主任者バルニエ氏の発言。
・英国議会に交渉を長引かせようとの意見が出ているようだが、彼らは全27カ国の元首に、
 1)何故他のオプションを捨てて延長協議したいのか
 2)延期して具体的に何を求めているのか
 3)延期とはどのぐらいの長さを求めるのか、の三点に満足ある説明が必要だ。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

マドウロ ヴェネズエラの崩壊? [アメリカ州]

ヴェネズエラ マドウロ大統領、昨年国内外の非難を無視し、”違法選挙”で再選。

今週、カラカスで就任式を強行。

これに全国で反乱勃発。

一部軍部も立ち上がった。

昨日、明らかに根回し済みの国際的行動が採られた。

アメリカ、カナダ、ブラジル、コロンビア、他の南米諸国の約20カ国、それにEUも、揃って、マドウロ大統領の再選を認めず、”臨時の大統領”として、国民議会議会議長グエド氏を指定して認定。

マドウラ社会主義政権化、ハイパーインフレで経済は破綻、300万人が国外逃亡。

一時、日量200万バーレル近い原油生産も今や100万バーレルを下回る。

マドウロは、国際的”帝国主義”に断固戦うと宣言。

アメリカとの断交を宣言、大使館の72時間以内の国外退去を命じた。


バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

年頭教書の行方 [アメリカ州]

初代大統領から年頭の国民向けのメッセイジー年頭教書ーは1月に下院議長の招待で下院の議場に上下院両院議員を召集して大統領が披露する伝統。

33日目に入った記録破りの政府閉鎖。

トランプとペローシ議長はメキシコ国境の壁を巡り対立が激化している。

昨日、両者は売り言葉に買い言葉で、建国以来の慣習を破り下院議場でのトランプの教書演説が解約された。 

ペローシは、政府閉鎖が解かれるまで、議場における警護に不安ありと強弁、大統領を招待しない。

トランプは、何処か別の場所を探し、教書演説を強行すると対抗中。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)