異物登場：ブラジル新大統領

南米最大国、２億１千万人の人口を誇るブラジル。

超右派大統領の登場である。

６３才の元軍人ボルサノロは、トランプの信奉者。

一切の社会的安全弁を廃止し、ヴェネズエラ、キューバの社会主義に真っ向から戦いを挑む。

国連、パリ気象条約からの脱退を仄めかす｡

大統領就任式でイスラエルのナタニエフと抱き合い"兄弟付き合い"を演じてみせる。

イスラエルのブラジル大使館をエルサレムに移動すると宣言。

女性の待遇が特別に荒い｡

亦弱者への寛容もない。

性的特殊層に対し微塵も同情を示さない。

就任後最初の仕事が､国民に"武器を保有する"権利を与えること､とあり既に年間５０００人が警官の発砲により死んでいる暴力国家に拍車をかける｡

左に長く大きく傾いてきたブラジル。

１８０度の転換である。

バイロン

またやった、トランプ

先年１２月５日のアメリカ元大統領ブッシュの国葬。

各国大使が列を作り最後のお別れ。

外交儀礼で､順列はアメリカ滞在時間の長さで決まる｡

EU大使オーサリバンは２０番目となるはずなのが､１５０名の大使の列の最後に据え置かれた｡

EUが国務省に問い合わせて真相が露呈した｡

トランプの命令でEUの外交資格が"メンバー国"から、一般の"外国”並に格下げされている｡

国務省は､EUに通告するのを忘れていたと遁辞。

今頃気づいたEU委員会、単なる外交儀礼上の問題で無く明らかにトランプの政治的意図を表していると極端な不快感を示して対応を検討するとしている。

バイロン

台湾BASF社員逮捕

昨日､台湾の犯罪捜査局は６名のドイツ　薬品企業大手BASF社員を逮捕。

中国本土の企業にBASF社企業秘密を売却していた容疑。

BASF本社は､逮捕の６名中１名は現職の技術者、５名が定年退職者だと認め、台湾当局の捜査に協力すると発表。

バイロン