SSブログ

トランプの政府閉鎖 [アメリカ州]

昨日のアメリカ上院議決。

与野党の政府閉鎖解除の提案共に大統領拒否権を排除する60票に及ばず。

詳細は避けるが共に、トランプの求めるメキシコ国境の壁費用を承認しない。

政府の部分閉鎖は続くこととなる。

80万人の政府従業員は無給与で2ヶ月目を迎える。

亦、政府業務の下請け企業数は多く、サーヴィス対価の支払いが停止している。

トランプは飽くまで壁の建設にこだわり、議会が建設費用を承認しない限り政府を閉鎖を続けると頑迷。

尚、トランプの評判だが最新の世論調査:今週のCBS調査結果、70%が”壁”を政府閉鎖の理由とすべきで無い、とトランプを非難し、昨日のAP電調査でトランプ支持率が34%の低位に落ち込んでいる。


バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

世界を二分するヴェネズエラ [アメリカ州]

アメリカ、カナダ、英国他多くの南米諸国が同意した国際行動。

ヴェネズエラの現職大統領マドウロを退け、同国議会の議長を”臨時大統領”と指名し、認定の動き。

これに対して、強烈な反対が起こっている。

主たるところ;
・ロシアはプーテイン大統領、メドヴェデフ首相、亦外務相も一致して”国際的陰謀”を非難。
 合法的主権国家権力を侵し海外から大統領を指名するのは国際法違反だと非難。
 クーデターに加担する犯罪だと指弾。今後の国際社会に”重大な”破局を招く危険ありと指摘。
 プーテインはマドウロに電話連絡、支援を約した。

・中国政府はヴェネズエラに対する海外の干渉を排すると抗議。
 名指しでアメリカを挙げて、ヴェネズエラとアメリカは共に相手を尊敬し関係を修復すべき、
 と主張。国際社会は内政不干渉の原則を尊重すべきと強調。

・トルコ エルドガン大統領はマドウロと電話会談。
 トルコは飽くまでマドウロを支援し、あらゆる政府転覆のクーデターに反対すると表明。

・中南米でもキューバ、ボリビア、メキシコはマドウロ支援を表明。

・EU内でも意見が割れだした。
 強引に、レジーム チェインジをリードすべきでは無いとの声が出始めている。
 再選挙を推奨すべきだとの声が上がる。
 特に左翼社会主義党が政権を持つスペインは、マドウロ支持を仄めかしている。
 アメリカに準じて積極的にマドウロ排斥を唱えるのは、英国。


バイロン

nice!(0)  コメント(0) 

アイルランド経済 [連載ー英国EU離脱交渉]

2009年の国際金融恐慌以来昨年国家予算が黒字となった優等生、アイルランド。

昨日、国立銀行は英国のEU離脱につき下記を予測公表。

・英国が、メイ内閣の離脱協定を承認した場合(ソフト 離脱)本年のアイルランド経済は4.4%
 成長する。

・英国がメイの協定を拒否した場合(ハード 離脱)本年の成長率は1.5%に落ちる。

 長期的に現状より6%減少する。(イギリス ポンドの下落でアイルランドの輸出競争力が破損す る。)

バイロン


nice!(1)  コメント(0)