アーヘン協定:独仏ミニEU協定 [欧州]
昨日、独仏国境の町アーヘンでドイツ メルケル宰相とフランスマクロン大統領の協力協定の署名。
59年前、アデナウワーとドゴール間で合意されたエリゼ協定の現代版。
新協定は、二国間の外交、経済、防衛、さらには、内政に関しても特段の協力を約する。
外交面では、両国は国連対策で協同し、当面ドイツの安保理常任メンバー就任を目指す。
また、両国の国連協力は,EUの利害を代表する。
経済面では、デジタル、AI経済につき二国間で法制、税法等の同調を目指す。
防衛面では、二国の共同軍の創立から、”欧州軍”の設立を目指す。
内政面では、両国の閣僚会議を定期的に定め、双方の代表が閣議に参加出来るようになる。
教育面で、目立つのは、”二国語主義”。
両国の教育の場で、独仏語を共通語と定める。
更に、具体的な15の協力プロジェクトを定め、先ずは、国境に近いフランス原発の廃止を決定。
バイロン
59年前、アデナウワーとドゴール間で合意されたエリゼ協定の現代版。
新協定は、二国間の外交、経済、防衛、さらには、内政に関しても特段の協力を約する。
外交面では、両国は国連対策で協同し、当面ドイツの安保理常任メンバー就任を目指す。
また、両国の国連協力は,EUの利害を代表する。
経済面では、デジタル、AI経済につき二国間で法制、税法等の同調を目指す。
防衛面では、二国の共同軍の創立から、”欧州軍”の設立を目指す。
内政面では、両国の閣僚会議を定期的に定め、双方の代表が閣議に参加出来るようになる。
教育面で、目立つのは、”二国語主義”。
両国の教育の場で、独仏語を共通語と定める。
更に、具体的な15の協力プロジェクトを定め、先ずは、国境に近いフランス原発の廃止を決定。
バイロン
EUとアイルランド;土壇場の相違 [連載ー英国EU離脱交渉]
昨日,EU委員会は、英国が離脱協定無くEUから離脱する”ハード離脱”の場合、EUはアイルランドと北アイルランドの国境に、税関、出入国管理事務所を設ける、と宣言。
これに対し、アイルランド政府は”一切の物理的設備の設置に反対”と表明。
3月の離脱期限を控えて一切の建設準備活動もしていないと強調。
歯止め案の真髄である本件につき、これまでEU委員会、アイルランド間に具体的な協議が成されていない。
双方とも、将来の北アイルランドの帰属問題(英国に留まるのか、アイルランドと合併するのか)が余りに大きな政治問題なので、互いに触れなかった。
この期に及んで、ブラッセルとダブリンの分裂が明瞭となった。
混迷が深まる。
バイロン
これに対し、アイルランド政府は”一切の物理的設備の設置に反対”と表明。
3月の離脱期限を控えて一切の建設準備活動もしていないと強調。
歯止め案の真髄である本件につき、これまでEU委員会、アイルランド間に具体的な協議が成されていない。
双方とも、将来の北アイルランドの帰属問題(英国に留まるのか、アイルランドと合併するのか)が余りに大きな政治問題なので、互いに触れなかった。
この期に及んで、ブラッセルとダブリンの分裂が明瞭となった。
混迷が深まる。
バイロン