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エルドガンの冷や水:イラン攻撃に反対 [中東]

ニューヨークを訪問中のトルコ、エルドガン大統領は下記を語った。

・米国、サウジ、それに欧州の数国が、今月のサウジの石油施設のドローン攻撃がイランによると断
 じているがその確証が無い。イランは関与を否定している。

・イェーメンの反政府軍が、犯行宣言を発しており、彼らにドローン攻撃の能力はある。
 
・隣国として対イランの制裁が如何に経済的苦悩を国民に与えるかを知っている。
 制裁は何も解決しない。
 イランは、制裁は”経済的テロリズム”だと非難し、制裁がある間は交渉に応じず、武力攻撃にも断固
 対応すると態度を硬化させている。
  

バイロン
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エジプト民主化運動激化 [アフリカ]

先週から燻っていた火種に火がついてエジプト各地で起こった反政府デモ。

既に、2000名が逮捕、拘束されている。

アルジャジーラが伝える政府の動き:
・今週。著名学者、ジャーナリストの逮捕、拘禁が始まった。
 その例ーカイロ大学政治学教授、ナファー氏。
 彼は火曜日、シシ軍政は腐食する、早期に交代すべき、とツイートし翌日逮捕された。

・昨年の大統領選挙にシシ将軍に対抗して立候補し、逮捕されたアナン氏のスポークスマン 
 ホスニー氏も拘束された。

・その他、政治団体、グループの責任者、政府批判者と見られる多くが身柄を拘束された。

他方、海外に逃亡して、シシ大統領の汚職を暴いているモハメッド アリは大統領、夫人、息子の豪奢な生活振りをネットに流し続けている。彼は一時シシのお抱え建築士として不正蓄財を行ったと自白し
いまや、シシ一族の汚職暴露に回っている。

今週末のエジプト。

ソーシャルメデイは花盛り。

街頭へ、シシ退陣せよ、のかけ声が響く。

バイロン

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イラン原油禁輸:中国の反論 [国際]

今週、米国国務省は中国の数企業、個人をイラン原油禁輸禁止違反として制裁すると発表。

これに対し中国外務省は;
・米国が自国のイラン原油禁輸決定で、他国の正当なイラン取引を違法とし妨害するのは、
 国際法違反。

・米国は自国の法で他国を縛る”長い腕(long arm)"方式を採用するが、違法。
 他国を威力で威嚇する”虐め(bullying)”外交は早く放棄すべき。

と反論。

真っ向から対立の姿勢。

バイロン


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密告者の訴え:トランプとウクライナ [アメリカ州]

情報機関の密告者。

トランプの行動を非難する。

昨日、彼(あるいは彼女)の密告の全容が、米国下院議会を通じて公開された。

ホワイトハウスは公開の差し止めに躍起だったが公的機関内からの密告者の権利保護は法定されている。

しかし、未だに、密告者の素性は隠されており、今後の議会証言等への出頭に関しては身柄の安全、自由な発言の保証等、確認作業が残る。

しかし、公開された訴えを読むと、トランプの隠れた民主党候補バイデン潰しの策略はウクライナを舞台に恐ろしい深さに達しておりバイデン副大統領、ポンペオ国務長官、バー法務長官以下トランプ政府首脳が関連している疑惑が強まる。

一方、下院議会民主党のトランプ弾劾決議は、党員が雪崩を打って賛成しており.、今回の密告者訴状公開で、更にトランプ所業の捜査、指弾に弾みがつく。

トランプは密告者と彼(あるいは彼女)に情報を提供した者は”スパイ”であり、昔は銃殺だったと、仄めかし、密告に対し厳罰をもって望むと警告。

民主党は、かかる威嚇は民主主義の圧殺だと猛反発。

米国はパンドラの箱を開けた。

バイロン



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