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香港騒乱と祭総統の立ち位置 [アジア]

香港民主化デモは激化の一途。

台湾人も数名巻き込まれている。

先月は香港から深圳に旅行中の台湾人が拘束されたらしく行方が知れない。

来年1月の総統選挙を控える現職祭総統は香港騒乱に関し下記見解を表明している。

・香港市民の伝統的自由と権利が犯されている。

・香港市民に起きている現実は中国共産党政府の一国二制度の下、香港が中国に吸収されたら何が起こ
 るかの実証例(object lesson)である。
 
・香港政庁のデモ対策は暴力的圧殺行為であり、至急停止すべきである。

・香港政庁は民主化運動を支持すべきである。

・香港の民主化デモに参加し迫害を受ける人々、受けそうな人々に対し台湾は”人道的支援”を与える。


既に香港人が多く台湾に避難移住している様子。

避難の流民は一部がマレイシアに向かっている様子。

バイロン
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原爆でハリケーン粉砕? [アメリカ州]

大西洋は夏の間貯めこんだエネルギーを秋口に一気に放出する。

ハリケーンの発生である。

ハリケーンドリアンは発達しながらフロリダ州トランプのマララーゴ別荘に向かっている。

昨年プエルトルコを破壊したハリケーン災害にいささかも同情を示さなかったトランプ。

ドリアンがフロリダ直撃と聞いて、原爆をハリケーンの目に投下する検討を命じた。

50年から60年にかけて原爆の”平和利用”として、鉱物資源の採掘、運河工事、港湾の建設等に原爆のエネルギー利用が検討されたが、放射能の危険性の認識で一切の検討、実験が停止されている。

トランプの命令に対し、あらゆる化学機関、学会も、あきれ返り,猛反対の一斉射撃。

ドリアン破壊に最強原子爆弾を20分に一発連続投下のエネルギーが要る。

放射能放出量は天文学的でフロリダ州は消滅の危機がある。

トランプは政府関係者の暴露にも拘らず、原爆利用を命じた事は無いと否定。

トランプ劇場の笑えぬ一幕。

バイロン
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夢遊病の英国 [連載ー英国EU離脱交渉]

国体が変わる歴史的瞬間。 来月末にイギリスは欧州から決別する。 それなのに国民は問題が大きすぎるのか、事態を明晰に理解できないでいる。 ジョンソン新政府の舵取りも霧の中。 EUと交渉するのかしないのか。 交渉するにしても具体的に何を求めているのか、この期に及んで不明である。 昨日の世論調査で: ・10月31日にイギリスが無協定のままEU離脱すると思っているのは、50%。 ・中小企業の42%は無協定離脱の事態にいかなる防御施策が必要か分からず、何の準備もしてい ない。 と、何が何だか訳の分からぬ夢遊病症状。 昨日イギリス経団連の有力某氏はFTに寄稿して下記意見開陳。 ・ジョンソン首相の主張する無協定離脱は新しい前進ではない。その逆の後退である。 ・無協定事態から新関係の樹立には膨大な時間と労力が必要。 ・これまで、EUに散々非難を浴びせてきた。  今やイギリスに対する欧州の姿勢は決して友好的ではない。  将来へ向けた新関係の構築は難事となる。 ・無協定離脱は崖プチからの転落ではない。泥沼(swamp)への一歩である。 バイロン
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