SSブログ

スコットランド裁判所―議会閉鎖は違法 [連載ー英国EU離脱交渉]

イギリス国会議員70名がスコットランド最高裁に求めていたたジョンソン首相の議会閉鎖行為(プロロゲイション)は違法との判断。

昨日、最高裁はこれを認め、女王認可の行動は形式的で、女王に責任なく議会閉鎖行動はジョンソン首相の責任行為であり、首相の動機が、議会の合法的な議論を封じる為と判定し、従い違法と判断するとした。

但し、ロンドンのイングランド最高裁判所に同様の訴えが出されており。

その判決を見て、国会再開の命令を考慮するとした。(国会は昨日より、閉鎖されている。)

ジョンソン首相は、議会閉鎖は歴史的慣例に従い、政府が議会に報告すべき重要行政行為に必要な準備期間であり、合法であり、スコットランド最高裁判決につき、ロンドンの最高裁に控訴すると発表。

三権分立の境目論議が事態をさらに複雑化している。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

次はポンぺオ;トランプ人事 [アメリカ州]

ボルトン国家安全顧問が消えた。

昨日の記者会見、ボルトンとホワイトハウス内の権力闘争に勝利したポンぺオ国務長官。

満面の笑みで、ボルトン引退にまるで驚かないと言い放つ。

CNNが下記指摘して”助言”している。

トランプ大統領は彼の閣僚7名を初め主要政府機関、大統領府の高級公務員を次々に罷免している。

その総員数は過去40年間の歴代大統領が罷免した総員数を、僅か3年で超えている。

罷免理由は全てトランプに逆らう姿勢を見せたからで、トランプの姿勢は感情的で常時変化する。

彼の姿勢を”長期的に”理解することは不可能。

ポンぺオは防衛機器会社を設立、私財を増やし、下院議員に当選。

人当たりの良さが特徴でトランプを虜にし引き上げられた。

追従の天才児でこれまでは朝と昼で意見を変えるトランプにみじんも齟齬なく自分も変化させ追従している。

しかし、ボルトン追放で笑えるのは今の内。

トランプの不興を買えば瞬時にお払い箱だ。

何時か必ずやられる。

ポンぺオはかねてよりテキサス州上院議員の席を狙っている。

今のうちに、トランプを離れて上院議員選挙に出馬した方がいい。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

南シナ海の米海軍力拡大 [アジア]

南シナ海の中国海軍の勢力拡大は、アセアン諸国との対立を激化させている。

人工島を急造し、領海権を拡大する中国の動きは違法で危険。

公海航行の自由を唱え、アメリカ軍は、軍用飛行機、船舶を南シナ海に出動させているが、定点戦力(クルーズミサイル戦力等)としては中国の三分の一にも及ばない。

今回、アメリカ海軍は、シンガポールを泊地として、新しく”沿岸海軍攻撃隊(littoral navy attack force)”を常駐させる。

小島が散らばる浅い海の戦闘用に、特殊小型戦闘船(littoral combat ship-LCS。喫水15フィート以下)30隻からなる海軍団の新設。

装備はノルウェー海軍開発、アメリカ国防契約社レイシオン製造の”海軍攻撃ミサイル(naval strike missile)”とミサイル標的設定の為の無人ヘリコプターを搭載。

100マイルの射程距離を持つミサイルは海上すれすれに飛びレイダーの発見を避け、ドローンヘリコプターの誘導で正確に中国船を破壊できる。

昨日の米海軍発表によると当初、2隻の配備から始める。

これにて広くインド洋―太平洋地区の米海軍力の拡充となると宣言。

中国政府は即時声明を発し、斯かるアメリカの軍事覇権行為こそ、中国の正当な利権の防衛のため、南シナ海の海軍力強化を必要とする、と反論。

バイロン
nice!(1)  コメント(0) 

ボルトン引退:イランの見方 [国際]

イラン政府広報官、アリラビエイ氏は、アメリカ国家安保大統領補佐官ボルトンの退任に関し、下記トウーットしている。
・ボルトンは数か月前、イランは3か月で消滅すると脅した。
・イランは未だ立っている。ボルトンが消滅した。
・これでホワイトハウスに、イランの実情を理解しない人間が一人減った。
バイロン
nice!(1)  コメント(0) 

EDF(フランス電力)の原発 [経済]

フランスに58基の原発を所有、運営しているフランス電力(EDF)。

昨日、数か所の発電所で原子炉の機器に溶接関連の異常が発見された模様。

今後、58基の原発の内、数基、あるいは全ての緊急停止が起こる可能性が報道された。

昨日、EDF株は、7%の激落。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

ボルトン解任、辞任? [アメリカ州]

昨年4月にトランプの国家安全保障顧問に就任したボルトン。

好戦的で超硬派のネオコンの代名詞。

昨日、トランプはトウイッタ―でボルトンを”解任”したと表明。

同時に、ボルトンは”自分から辞任した”とトウイッタ―。

いずれにせよ、三年間でフリン、マクマスター今度はボルトンと三名の安保顧問が消えた。

ボルトンはイランに武力侵入を提唱していたらしい。

一方トランプの北朝鮮宥和対応に反対の立場を取っていた模様。

バイロン


nice!(1)  コメント(0)