コロナ風邪:中国一周先行

本日、アメリカABCニュースは下記報じている。

欧米がコロナ風邪でヒステリー状況なのに比べて発生地とされる中国の様子が収まった来たと報じている。

即ち：

・昨日、中国国家保健局は、新規被患者数が僅か11件、死亡者が13名だったと発表。
　新患者は、イタリア他海外から帰国した人々を含む。

・河北省の武漢のみ唯一、中国の都市で風邪リスクが"高い都市"の指定を続ける。
　河北省の他の都市では公共交通手段の操業を開始している。
　閉鎖されていた商店の再開稼業を認めている。

・上海の公園、博物館、美術館は従来通りの操業を開始している。

バイロン

サウジアラビヤ欧州へ殴り込み:ロシア原油と競争

サウジアラビヤは、ロシアの欧州原油市場のシェアーを本気で奪いにでてきた。

これまで欧州の製油業界に好評のロシア産主力原油、"ウラル原油”。
強く安定したシェアーを誇る。

突然サウジが主力油種"アラブ　ライト原油”の安値売り込みに出てきた。

これまでサウジは欧州市場よりジア市場に主眼を置いてきた。

昨日はアラブライト原油価格を一挙にバレル26ドルの超安値で売り出した（ロッテルダム渡し）。

安値に加えて、サウジは原油の輸出能力を230万BD嵩上げして欧州の需要に応じるとしている。

早くも欧州製油業界に強い関心が生じている様子。

ロシアの反撃はこれから。

バイロン

米国 英国アイルランドとの出入国禁止

米国政府は本日より、英国、アイルランドの例外を廃止し、両国民、および過去2週間に両国を訪問した外国人を渡米禁止とした。
亦、米国から両国への出国を禁止した。
両国に居住する米国人、米国に居住権を持つ外国人は帰国許可する。

今回の処置で大西洋を挟む欧米間のヒトの動きはほぼ消滅。

尚､トランプは米国内の移動につき、コロナ風邪の流行地点をロックダウン、隔離することを考慮すると述べている。
尚、本人は検査を受けて伝染していないと公表。

今回の英国からの渡航禁止につき、トランプと英国ジョンソン首相は事前に電話会議。
渡航禁止による両国の外交上の軋轢を避けている。
従い、ジョンソンは積極的にトランプ決定を歓迎。

バイロン

スペイン ロックーダウン

イタリアに次いでコロナ風邪が猛威を振るうスペイン。
サンチェス首相夫人も被災。
政府は本日より15日間、全国民4600万人に原則として家を離れることを禁じた。
食糧、医薬の買い付け、散髪、非常用のガソリン購入、他、重要な仕事上の必要性ある外出を除く。
公共交通手段は半分を運行停止する。
スペインは州の自治権が強いが、15日間はマドリッド中央政府の指令に反してはならない。

バイロン