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中国離れ:台湾国民党党首選 [アジア]

総統戦で惨敗の上、1月の総選挙でも不人気で敗北の台湾の国民党。

本日、選挙結果で引責辞任の党首改選の党内選挙。

前台北市長の郭竜斌(カクリュウヒン)と、国会議員の江守強(コウシュキョウ)があらそう。

今回、二人とも際だった党の路線変更を打ち出している。

中台の”92年合意”、即ち-中国と台湾で共に”一国支配”の主張を行って良い”との合意(北京の共産党政府は台湾を自国の一部と主張出来、一方、台湾政府も、中国大陸を台湾政府の一部と主張できる妥協の合意)を反故にする。

これまで、曖昧な”92年合意”を利して、国民党は表向き”台湾独立”の強弁の裏で北京政府と融合路線を追求してきたが、香港での民衆デモ、北京の強圧的制圧を見て、台湾に若者を中心に北京拒絶の勢いが急増した。

両候補とも、習金平が香港支配に適応する”一国二制度”の主張は台湾への影響があり、”92年合意”に反する危険な解釈だとして、合意そのものの廃止の姿勢を打ち出した。

バイロン
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サウド家に異変 [中東]

BBCが伝える。

昨日、サウジアラビア首都リアドでサウド王家の主要三名が逮捕された。

三名は;
・王弟、プリンス アーメッド
・前皇太子、ヤフェフ
・王の従兄弟、プリンス ナワフ

逮捕事由その他、関連情報はない。

バイロン

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オペックプラス崩壊か [経済]

昨日ウイーンのオペックプラス会議。

オペック呼びかけの減産案(現行減産に更に150万BD上乗せする減産案)にロシアと他の非オペック諸国が反対して流会となった。

如何なる事態か。

会場から退場するロシア石油相、ノヴァック氏は記者団に下記、表明している。

・減産の合意が出来ず、4月1日から、我々は自由に生産できる。(さらなる減産案は拒否されたが
 これまでの減産体制も今月末で消滅)

・オペックプラスに集まった24の原油生産国は現状の市場情勢について一致した判断に至らなかった。
 従い、これまで実施されてきた生産割当とか制限にこだわらず4月1日から生産できる。(オペック、
 非オペックとも減産参加国が時に不確か。今回24カ国が会議には参加した模様)

昨日、ブレント,WTI原油の国際ベンチマーク価格は一挙に10%近い暴落。

バイロン

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