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裏切り:トンビに油揚げーマレイシアの茶番劇 [アジア]

昨日、マレイシアの国王は元UMNOのNO2で国富ファンドのスキャンダルで公訴中のナジブ当時首相に、追い出されナジブ追放の反対政党連合(パカタン ハラタン)に参加していたムヒデイン ヤシムを首相に指名。

ムヒデインは今度は密かに追いだされたUMNOとその同盟政党の支持を取り付け議会多数工作が成ったと国王を説得。

国王はこれを認め、昨日ムヒデインの首相就任宣誓式を行った。

本欄で触れたマハテイールと彼の政敵だったアンワールの確執で反対政党連合が割れているのに乗じ手のひらを返す裏切りでトンビの油揚げの政権奪取。

元をただせば老練政治家マハテイールの間抜けなアンワール追いだしのシナリオが大失態。

仰天のマハテイールは明日の議会でムヒデイン首相就任を無効とする決議を行うと抵抗。

議会多数は反対政党連合が握ると主張。

さて、茶番の行き先は?

バイロン


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アフガニスタン和平 [アジア]

9ー11以来18年続いたアフガン戦争。

米国は1兆ドルの戦費を使い、2400名の兵士の命を失った。

先週、終に停戦、和平の道筋がついた。

タリバンが本部を持つカタールのドーハでアメリカ特別使節団とタリバンが基本的に停戦に合意。

タリバンは米国軍の完全撤兵、アメリカはタリバンのテロ行為の停止、アルカイダ、IS等海外テログループと絶縁を求める。

これからノルウェーのオスロ、アフガンのカブールで具体的交渉に入る。

国連、NATO、アフガン正規政府が交渉に参加。

ドイツ、インドネシアがオブザーバーとして出席。

アフガンの国内政治情勢は不安定の極。

先の選挙で再選されたガーニ大統領にたいし対抗馬の首相が、意義を申し立て、未だ就任式も行われていない。

タリバンが今後アフガン政府と如何なる関係を築くのかも大きな問題。

アメリカ メデイアは現在アフガンに駐留の12000名強の兵士が帰国できると興奮。

尚、NATO、その他アフガン戦争に関係の諸国の軍、軍属、戦争関連の民間企業も和平条件が満たされるに従いアフガンから退去する。

現在NATO兵士は7000名が駐留中。

バイロン

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黒人層の支持:バイデン復活 [米国2020年大統領選挙]

”民主社会主義者”サンダース人気が、早期予備選を彩った、民主党大統領候補選び。

昨日は黒人人口の多い南キャロライナ州の選挙。

代理選挙人56名の州。

出口調査で元副大統領のバイデンが圧倒的にサンダースを引き離している。

オバマ大統領に仕えた77歳のバイデン、今回は大統領の地位を狙う三回目の挑戦。

トランプの強引で暴力的な性格に立ち向かうには弱すぎると支持率が伸びなかった。

今回、同州の実力下院議員クリバーンが”バイデンの優しさを弱さと取り違えるな”と支持を表明。

有権者に強い影響を与えた。

バイロン

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