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オイル ショック:ロシアの見解 [経済]

昨日、ロシア エネルギー副大臣ソローキン氏はロイター通信とインタビュー、下記を語った。
(彼は最近のオペックとの交渉に石油大臣ノヴァック氏に同道、全ての会議に出席している。)

・コロナ風邪による原油需要の減退の実態が不明瞭で関係者は生産制限に同意できなかった。
 需要の"底"が何処になるのか分からなかった。

・サウジの減産提案だと、ロシアは総計60万BDの削減となるが、斯様に大幅な削減は"技術的”にも
 不可能だった。

・ロシアはオペックと対立していない。何時でも対話を再開する用意がある。

・ロシアはサウジと"価格競争"を行っていない。
 現時点の原油価格は、高コストの原油生産国の生産削減に繋がる。
 削減が明確になるのに⒋-6ヶ月掛かろう。
 その際、価格のバンドは本年後半40-45ドル、来年度は45-50ドルに落ち着こう。

・ロシアは即時、20万-30万BDの増産可能で、2ヶ月内に50万BD迄嵩上げできる。
 総計1180万BDまで増産可能。

バイロン
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トランプとコロナ風邪;欧州から入国禁止 [アメリカ州]

明金曜日を期して1ヶ月間全欧州国からの米国入国を禁止する。
トランプ大統領は国民へのテレヴィ放映で公表した。
例外は、英国人、それに欧州に滞在している米国人。
とたんに、株価は下落。
コロナヴィールス対策だが、本命の医療的処置については、手を洗え、咳をするとき口を押さえよ、気分が悪いときは自宅に居ろ、程度の指示しか無い。
亦、コロナで被害を被った事業者、国民に財政的かばい手をだすと繰り返したが具体策は無し。

バイロン
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パンデミック(世界流行病)指定 [国際]

WTO事務総長テドロス氏は昨日コロナヴィールス風邪を"パンデミック(世界流行病)"に指定。

同種病疫が同時に複数国に発生している事態の呼称。

テドロス氏は現状、114カ国に11万8000人が発症していると発表。

WHOによるパンデミック指定は2009年の豚インフルエンザ以来。

バイロン
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台湾:防疫世界一 [国際]

1月に中国の武漢で発生したコロナヴィールス風邪。

既に数十カ国に10万人の患者が確認されている。
内、8万人が中国本土で発症。

ところが震源地に近い台湾では未だに確認患者数が50人に達しない。

ドイツのDW紙が台湾の防疫体制を詳しく報じている。

2002年のサーズ風邪対策に、国家健康指令局を新設。

健康関連諸機関、病院、入国検疫機関、学会等を糾合して"データ"の集中集取、管理制度を確立している。

コロナ風邪が武漢に発症後、世界に先駆けいち早く、中国本土、香港、マカオからの入国者制限、厳重検疫を実施。

医療用マスクの輸出を禁止。

検査試薬、ワクチンの研究も世界の先端を行く。

中国政府は、従来より台湾のWTO参加に反対を続け、多くの国が中国を恐れ同じく台湾拒否の立場を採る。しかし、防疫体制で世界最先端の台湾は、コロナ風邪に悩む全ての国に門戸を開放して、情報提供を行っている。

バイロン
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サウジ 1300万BDへ増産 [経済]

昨日、サウジ アラビヤ国営石油会社アラムコは日量1300万バーレル(1300万BD)まで原油を増産すると発表。

現時点の生産レヴェルは1100万BD程度と見られる。

従来、同社の生産能力には諸説あり。

これから200万BD程度の増産には巨額の投資が必要。

亦、何時、達成できるかも不確か。

昨日、UAEの国営石油会社ADNOC社も現時点の生産300万BDを400万BDに増産すると発表。

国際原油需要は、既に現供給量を100万BD程度を越えて減少中と見られ、恐ろしい供給過剰に拍車が掛かる。

ロシアも減産の気配無く、原油価格は下降の一途。

"消耗戦"は激しさを増す。

バイロン
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