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米印貿易紛争 [国際]

ポンペオ米国務長官はインドに飛んでいる。

大坂のG20でトランプとモデイ首相が顔を合わす。

トランプが仕掛ける貿易戦争は各国に波紋を起こす。

既に、トランプの特恵関税制度の撤廃に抵抗して、今月からインドは米国農産物他の輸入に高率の報復関税を課している。(本欄に既報)

米印間に未解決の紛争の種は多い。

即ち;

・トランプの一方的イラン制裁で、インドはイラン原油輸入を停止させられている。

・トランプはインドの5Gインターネット環境整備に中国のフアウェー社製品の使用を禁止するよう 圧力をかけている。

 若し使用するなら米印間の軍事協力協定を破棄すると脅している。

・インドが輸入を検討中のロシア製対空ミサイル防衛装置S-400。
 購入を決定すればトランプはインドに戦闘機等、米国製武器の輸出を停止すると脅している。

・トランプはインドが高関税、外国企業参入制限の障壁等、”保護主義”を改めねば、”対中国”と同様の 制裁を課すと公言している。


外国の掣肘に神経質な誇り高いインド。

反トランプの世論が強まる。


バイロン

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トランプの”中東和平案” [中東]

トランプの(女婿クシュナーの)”中東和平案”が発表された。

骨子は下記の通り。

・総額500億ドルをパレステイナ経済復興のために投資する。

・内、280億ドルをガザと西岸に投資する。

 残りをパレステイナ難民を吸収してきたヨルダン、レヴァノン、エジプトに投資する。

・パレステイナへの投資案件は147件。
 上記三国に32件。

 パレステイナ投資は交通機関建設ーガザと西岸を結ぶ鉄道ーを含み電気、水道、テレコム、健康に および、特に観光事業に重点を置く。

・投資開始後10年間でパレステイナGDPが倍増し、新規雇用が100万人生じ、貧困率は半減し、失業 率が10%を切る。

・投資資金は、寄付金、投資家の拠金で賄う。
 資金集めのため今週、バーレンのマナマで関係国集めて協議する。


これに対し、パレステイナ暫定政府代表アバスは、上記提案は肝心の政治的解決に何らの言及無く、合意できる話しでは無いと、完全拒否。

亦、9月に選挙を控え、”希望無き”ナタニエフ首相が公金使い込みのスキャンダルに巻き込まれて、イスラエルも動きが鈍い。

バイロン
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ジョンソンとトランプ [連載ー英国EU離脱交渉]

次期英国保守党党首選挙。

先行する元ロンドン市長、元外務相の”はぐれ馬”ジョンソン。

先日、同棲中のパートナーとの喧嘩騒ぎで警官が仲裁に入った。

今回は、彼が米国トランプ大統領の政治指南役だった、超右翼指向の”怪人”バノン氏と親密な関係を保ち、前英国首相メイ女史の追い出しを共謀していた疑いが出た。

急速にメデイアはジョンソンの”人柄(キャラクター)詮索”に傾いている。

既に、2度の離婚劇、新聞記者時代に、にせ記事をでっち上げ馘首されているし、野党時代に女性問題で虚偽の釈明で”陰の大臣”職を辞任させられている。

兎角、派手な言動で虚言が多すぎる。

トランプ的”見せかけ”を極端に嫌う英国人の性格。

先の女王訪問では国民に激しいトランプ嫌悪感が走った。

バノンを通じてジョンソンがトランプと繋がった。

ジョンソンの対抗馬、カリスマ性に欠けるが手堅い実務家とされるハント氏の支持率が上向き始めた。

昨日のメイル紙の世論調査でジョンソン支持45%、ハント34%。(それまでジョンソン支持は60%の高レヴェル。)


バイロン
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技術悪用の恐怖 [テクノロジー]

技術開発の曲がり角。

先週英国はロンドンのサザック地区裁判所で26才の若者が3Dプリンターで実弾覇発射可能なピストルを作り、無免許で武器製造した廉で有罪判決。

3Dプリンターピストル制作が世界で始めて犯罪認定。

銃身だけは別あつらえの鉄の筒。

物騒な時代なり。
 
バイロン
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アセアン サミット マハテイール提言 [アジア]

タイ バンコックで開催中のアセアン サミット会議。

マレイシア マハテイール首相より下記提案あり。

今後、検討事項となった。

・インターネット取引で、アマゾンは従来の本屋を破産に追い込んでいる。
 我々はアマゾンが如何に稼いでいるか理解できない。
 アマゾンは、本拠の米国では税を払っているようだが、アセン諸国は課税できていない。

 従来企業は縮小し、国家の課税基盤が破損している。
 今後、越境取引のイーコマースに関してアセアン共通の課税基準を作ろう。

・アセアンの貿易実情だが、アセアンの域外との貿易に比して、アセアン内部の取引が少なすぎる。 域内の通商拡大に焦点を当てて、具体的な協力体制を構築しよう。


バイロン

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風が吹いて桶屋の大儲け:ヴェトナムの盛況 [経済]

突如脚光を浴びるヴェトナム経済。

米中の貿易戦争で思わぬ棚ぼたの大盛況。

本年度1-4月の実績;

・米国のヴェトナムからの輸入が昨年同期に比べて”4割”増えた。

 増加率は、対米輸出国で断トツの記録。(アメリカ国際通商局公表数値)

・同期間米国の中国からの輸入は13%減少した。

・ヴェトナムの対米輸出の激増は衣料、靴類から全商品に及ぶ。

 例えば、携帯電話は”100%”増。
 中国からの対米輸出は27%減。

 パソコンは”78%”増、中国は13%減。

 軒並み驚異的伸張ぶり。

・欧米の大手小売企業、ホームデポ、ターゲット、サラ等はバッグ、衣類、靴、から鉄アルミ製品 まで中国製品からヴェトナム製品に切り替えている。

・水産物の対米輸出も激増の一途。同期間中40%の伸び。

・ヴェトナムへの直接海外投資額も激増中。
 東南アジア諸国で最大の伸び率。


しかし、良いことばかりは続かない。

ヴェトナムは対米貿易収支で突如”大国化”し、輸出超過額が、1-4月で前年同期の43%もの”異常拡大。

中国、メキシコ、日本、ドイツに継いで5位に飛び上がっている。

米財務省はヴェトナムを為替操作国として牽制し、輸入制限を考慮し始めている。

亦、ヴェトナム政財界に、経済過熱を警戒し、現在の好況は、トランプの”予測不能”の”思いつき”外交政策によるもので、一過性の現象だとし、”ポスト トランプ”の施策を考慮すべきだとの慎重論がでている。

ヴェトナムー米国間には何らの通商協定も存在していない。

バイロン


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トランプ婦女暴行容疑 [アメリカ州]

本日、CNNが生々しく報じた。

トランプ大統領に16人目の婦女暴行被害者、有名女性雑誌のスター記者の暴露。

欧州メデイアも大きく報じている。


バイロン


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AIと哲学者 [社会、文化]

これまで最高学府の哲学科を卒業しても就職口が見つからなかった学生。

英国の突然の人気に笑顔が戻った。

情報革命の現代社会。

人と情報の融合は新時代の要請。

特に、人口知能”AI"となれば、いやまさ、人と情報との共存が課題となる。

英国政府は反省した。

AI産業の発展に米国、カナダが先行している。

そこには哲学を始めこれまで日陰にあった社会科学の分野のインプットを重視する知恵がある。

英国で急に火がついた”ヒト”の教育の必要性。

IT企業が哲学科卒業生を漁りだした。


バイロン




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恐怖のトランプ [中東]

イランを叩く。

”混乱”を自作自演して政治生命を保つトランプ。

今や、彼のブランド、常套手段。

彼の異常なトウイッターの発信の嵐。

”イラン戦争”は今にも始まる。

世界を相手にワンマンショーだ。

訳す気も起きない。

理非を問わぬトランプのイラン挑発行為は、友邦軍事仲間のNATOにも非難が強い。

開戦権が独りトランプの手にあるのか。

核の発射ボタンをトランプ独りの手に委ねて良いのか。

一方、米議会の反応の鈍さ、弱さは、これが法治国家かと驚かされる。

歴史はヒトラーを止めた。

さてトランプの暴力依存を止める手段はあるのか。

バイロン
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ホルムズ空域回避 [中東]

米国連邦航空局は昨日、全米の航空会社に対し、アラビヤ湾ホルムズ海峡、オマーン海峡上空の飛行を禁止する命令を発した。

これを受け、エミレイト航空、英国航空、KLM、カンタスその他航空会社は、危険空域の飛行を避けて、関係地方の離着陸時間を大幅に変更中。


バイロン
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