大統領の年齢

米国大統領選挙戦を戦うのは激務である。

亦大統領職も激務である。

次期大統領候補で圧倒的人気を博している、民主党の元副大統領バイデン氏は若し選挙戦に勝利すると再来年の就任式時点で78才と成り、歴代大統領で最高年記録となる。

今年73才の現職トランプは就任時70才でこれまでの最高齢記録だった。

バイデンはこの記録を8年延ばし、米国男子平均寿命を2年超える"老大統領"となる。

既に始まっている選挙戦にバイデンは行動範囲を限り､体力を温存している。

トランプは容赦なく､バイデンの高齢とスタミナのなさを攻撃している。


バイロン

アラビア湾でタンカー攻撃

世界のメデイアが挙って頭をひねる日本首相のイラン入り。

トランプ、イランいずれに軍配を上げる事は現実的に不可能だし日本に仲介の力は無い。

一体何を狙って日本の首相は無駄な動きをするのか.と騒ぎ立てるマス　メデイア。

その最中、現地時間今朝早朝、アラビア湾内、問題のホルムズ海峡に接するオマーン湾で2隻のタンカーがミサイル攻撃を受けた模様。

一隻は日本船主所有。

2隻とも沈没は免れた様子だが一隻は船員脱出後無人で漂流している。

現地、海域で英国海軍が調査にあたっている。

イラン政府は関与を否定した。

詳細はこれから。

事故報告を受けて指標原油価格は、3％程度急上昇。


バイロン

オペックの命脈

トランプのイラン、ヴェネズエラ虐めで両国の原油生産は激減している。

しかるに国際原油価格は年初より約5割低下している。

米中通商戦争で､国際的原油需要が収縮している。

もう一つの理由が米国のシェイルオイルの勢いの良い生産である。

米国エネルギー情報局の今年の予想は､昨年より、日量140万バーレル増産である。

オペックによる全世界の本年度の原油需要増予測が、100万バーレルだから、シェイルの影響は強烈である。

サウジが更に恐れるのは､トランプのイラン虐めが終わることｰ”デイタンテ”ーである。

米ｰイランの”デイタンテ”でイランの原油生産が復旧すると国際価格は更に低下する。

サウジはトランプがイラン虐めを続けて呉れねば国家財政が保たない。

オペックは数週間のうちにロシアや他の非オペックを含めた総会ー"オペック　プラス"ーを開く予定だが､日時も､場所も､アジェンダも決まらない。

彼らは､原油価格の継続した下降線を、上向きに引き戻す力を失っている。


バイロン

法務､商務長官 議会侮辱決議

来年の米国国勢調査。

結果により､連邦給付金、選挙区割りが新しく決まる。

連邦下院監査委員会は、かねてより本件に拘わる法務省、商務省間の交信を提出するよう求めており､数回の要請にも拘わず拒絶されて終に強制提出命令(サピーナ)を発した。

両省は来年の国勢調査から"市民権チェック”を導入すると決定しており委員会は恣意的なチェックで国勢の実態が政治的に曲げられる危険があると.決定までの事情調査の為、関連資料の提出を求めていた。

しかし､両長官共、揃ってサピーナを拒絶。

亦トランプは大統領特権を発し､両省の資料提出を拒否。

この展開に昨日、委員会は､両長官を議会侮辱として私的、刑事犯罪の両面から告訴を決し全下院の判断を仰ぐ。

尚､下院の侮辱告発が､その後如何なる経緯を辿るか､不明。

バイロン