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欧州の元旦:新協定 [連載ー英国EU離脱交渉]

UKーEU新通商協定は合意されたが、発効には双方議会承認が必要。
UKは、30日に下院議会開催。EU議会は、年内に時間なく、“来月”招集される。
新協定内容は不詳だが、双方とも、新年元旦以降、暫時、行き交うモノの処理につき、現状通りとする。即ち、税関審査、動植物検疫は、行わない。ただし、当事者により関係書類は揃えられる事。
 
バイロン
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"クリスマス協定“成立 [連載ー英国EU離脱交渉]

クリスマスイヴ深更、英国のEU離脱協定が合意された。

英国ジョンソン首相、EU委員会レイエン議長が交渉終結を宣言。

年末期限、1週間前の瀬戸際で“無協定”破断("hard Brexit”)が避けられた。

500頁に及ぶ協定書は本日クリスマス当日からEU議会、英国議会に配付される。

これまで、無数のリークはあったが、正式名合意内容は、本日から公知となる。

バイロン
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英国政府楽観的 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国首相官邸からのリークに依ると、EUとの離脱協定交渉は、進捗の兆しあり。

2000頁に及ぶ協定書の合意につき官邸からの発表は本日にも行われる公算がある。

次の段取りは、31日までに、欧州議会、英国議会の承認を取り付けること。

交渉経緯につき楽観、悲観論が分刻みで出ている。

バイロン
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防衛法案とトランプ拒否権 [米国2020年大統領選挙]

米国連邦上下院議会は1年かけて防衛法案を超党派で決定。

だが、トランプは昨日、拒否権発動。

法案は、米軍の規模、予算、保有武器の種類、海外派兵の規模、兵員給与、等を定める基本法だが、国家防衛に関する多くの条項を含んでいる“膨大な“法案。

議会審議中、トランプは議会に種々注文をつけてきた。

今回の拒否権の理由としてトランプは;

・法案に規定の軍事費項目を変更して支出する大統領権限の制限(例:メキシコ国境の壁の建設費に
 軍事費の流用禁止)は国家防衛力を損傷する。

・法案に国防に関してメデイア、SNSの表現の自由を保証する条項があるが国益を危険にさらす。
 彼らの表現自由の制限が必要。

・法案に米国内基地名から、南北戦争の南軍将軍、奴隷商人名を削除する条項があるが、
 米軍の歴史を踏みにじり反対。

・海外派兵、撤兵の決定を議会の承認事項とするのは、国家緊急時に間に合わず、反対(議会はトランプ
 のアフガニスタン、ドイツからの早急な撤兵命令に反対してきた)


両議会の決定は共に三分の二以上の賛成を持って通過している。

トランプ拒否権を覆す必要員数で両院は、数日中に再決議を行い、法案確定とする。

議会の共和党議員が、始めてトランプに楯突く事態となりそう。(過去4年、トランプ拒否権発動は8回。
全て上院共和党議員がトランプ支持に回り、拒否権は成立している)

バイロン
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プラステイック廃棄物輸出禁止:EU新規則 [欧州]

EUは来月1日よりプラステイック廃棄物に関し革新的新規制を実施する。

2006年の廃棄物移動法(Waste Shipment Regulation )の全面改定。

新法の主旨:
・“分別されていない(unsorted)”プラステイック廃棄物が対象。

・EU27国からOECD国以外の第三国にプラステイック廃棄物の移動(輸出)を全面禁止。

 但し、”リサイクル用”のプラステイック廃棄物に限定し、“無害であり、環境汚染せず
 リサイクルの用途に使われる“廃棄物は移動を許す。受け入れ国のリサイクル作業の遵守を監視する。

・EU27カ国は、OECDメンバー国にプラステイック廃棄物を移動する場合、移動元国、受け入れ国、
 双方の許可が必要。

昨年、EUはトルコ、マレイシア、インドネシアを主に新興国に150万トンのプラステイック廃棄物を
“輸出”している。

バイロン
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EUコロナ種痘開始 [テクノロジー]

予定通り、European Medicines Agencyは21日(月曜日)に、ファイザー・バイオエヌテック社のコロナワクチン用を許可した。 

同社は、至急各国に配送を開始し年内に1250万服を配り終えると発表した。

各国の種痘開始プログラムは以下の通り:
・ドイツ、フランス、イタリーは27日(日曜日)から、種痘開始。
 ドイツは開始日に老齢者、医療前線関係者を中心に15万人に投与する。
 イタリーへのワクチン配送はベルギーの貯蔵所から、300の配送先に送られている。
 フランスは、フランス国家医療局の最終使用許可を取得してから(24日に許可予定) 
 一般種痘開始する。

・オーストリア、ブルガリア、スペインは27日種痘開始予定。

・ハンガリーは27日、または28日から開始。

・ベルギー、ルクセンブルグは28日から。

・スイスは27日から“最もひ弱な一部“に限定種痘を行い、一般施療は1月4日から。

・オランダは1月8日から。
 政府は”注意深く、安全で、責任ある“接種を行うと声明を発した。

以上、欧州は英米と一味違う、慎重な歩み。

バイロン
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変形コロナ;フランス緊急遮断を緩和 [欧州]

先週、日曜日にフランスは英国との接触を48時間一切遮断した。
英国で蔓延する変形コロナ風邪にたいする緊急処置だった。
その瞬間、英国に逗留する人々は出国を阻まれ、完全に足止め状況になった。

日々食糧その他物資を運送しているトラック運転手も、欧州に帰れない。

昨日、フランス政府は、遮断の一部緩和を決定。

フランスに戻りたいヒトは72時間以内にコロナ風邪検査を受け、陰性証明書を得ること。

陰性証明は“変形コロナ風邪“についても証明を要する。

フランス人以外に、EU在住者で、フランス経由移動したいヒトも同様。

検査に、数日かかる模様で、自国に帰るフランス運転手も暫く車上生活を続ける事になる。

家族とのクリスマス団欒も不可能か。

バイロン
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厄介な漁業問題 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国EU離脱はあと1週間後。
ブラッセルの離脱交渉は漁業問題で動きが取れない。
昨日は英国ジョンソン首相とEU委員会議長レイエンが数度に亘り電話協議。
相互に、物別れ前にもう一日交渉団に時間を与ええうことに合意。

昨日EU交渉担当バルニエ氏は、欧州議会首脳に報告し、離脱後の新通商協定につき合意が可能の段階だがただ漁業権に関しては英国の最後の主張は、EUにとり“断じて”許容できない、と語っている。

離脱後、英国領海におけるEU漁船の操業規模、規制対象の魚種、合意の期間、紛争解決の方策、制裁とその程度、等々、詳細事項になると、両者の主張に歩み寄りは不可能だと報告。

バイロン



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英国封鎖状態 [国際]

昨日現在、英国に流行の変種コロナ風邪対応に、欧州ほぼ全国、他世界で37カ国が“臨時に”英国との、ヒト、モノの交流を遮断している。

国際的ロックダウンとなった。

また英国の異種コロナウイルスとは違うウイルスが南アフリカで発見され、同国の封鎖も始まった。

欧州大陸外では、インド、カナダ、スーダン、ホンコン(アジアで最初の封鎖措置)等が昨日から英国ロックダウンに加わった。

韓国、日本は考慮中と報じられる。

フランスは空海陸路の交流を完全封鎖し、英仏ともトラックで道路の完全渋滞が各地で発生。

英国最大スーパーマーケット チェイン、サリスベリーは柑橘類、野菜類が“数日中”に品切れになると警鐘を鳴らす。

英国政府は“パニック買い付け”に走らぬよう警告を発した。

バイロン
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迷走が続く [連載ー英国EU離脱交渉]

変種コロナ風邪の急な蔓延で、世界約40カ国がイギリスからのヒト、モノの受け入れを拒否。

異様な一国集中ロックダウンが生じている。

離脱交渉は、舵を失った船のように亦一日、方向も知れず継続した。

各方面から離脱交渉の年末を超えた延期を勧められているジョンソン首相は、昨日、明確に延期を拒否し、無協定でも英国は“やっていける(can cope)“と表明。

交渉団からは公に、中間報告がなされていない。

欧州議会は、合意部分だけでも文書化し議会で審議を進めるべきだとの抗議もある。

交渉経過を秘密にするのは民主主義に反するとの怒りも強い。

バイロン
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