タイとコロナ風邪

人口約７０００万人のタイ。
GDPの２０％を海外観光客が支えてくれる｡
昨年は４０００万人が訪れた。
観光超大国である。

今年、降って湧いたコロナ旋風。
悲劇的な衝撃である。
海外観光客は一挙に８００万人に落ち込む。

春口からコロナ対策に１兆バーツの借り入れを行った政府。

国民に国内旅行を奨励し,"travel　together“プランを施行、国内旅行の交通費補助、ホテル宿泊費の補助を行ってきた。

これまで４０００億バーツの支出を実施した。

先月はアストラゼネカ社から、２６００万服のコロナワクチンの購入契約にサイン。

不足を自国、サイアム　バイオサイエンス社が製造する契約も出来た。

政府は明年“中頃“に国民の種痘を開始する。

バイロン

中国製コロナクチン急追

先週、中東アラビヤ湾のアラブ首長国連邦（ＵAE）は中国国営製薬会社シノファーム（Sinopharm)のコロナワクチンが８６％の抗体形成成功率を持つと発表。
正式採用の可能性を示唆した｡

現在、ワクチン製造の過激する国際競争で中国は欧米に遅れを取っているが、UAEを先鋒として新興国が中国製ワクチンに雪崩れる可能性がある。

中国ではSinopharmのほか民間企業も多く妍を競っている。

バイロン

イラン民主主義運動家を処刑

イランの反政府運動家、ザム氏(４３才）は昨日テヘランで絞首刑に処せられた｡

罪状は、“敵国”米国と協力、国内秩序攪乱、海外敵国とスパイ行為、イラン主導者批判等。

アムネステイ　インターナショナルは死刑を民主主義圧殺の武器（weapon of repression）として使うイラン政府を批判。

恐怖政治だと非難。

バイロン