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プラステイック廃棄物輸出禁止:EU新規則 [欧州]

EUは来月1日よりプラステイック廃棄物に関し革新的新規制を実施する。

2006年の廃棄物移動法(Waste Shipment Regulation )の全面改定。

新法の主旨:
・“分別されていない(unsorted)”プラステイック廃棄物が対象。

・EU27国からOECD国以外の第三国にプラステイック廃棄物の移動(輸出)を全面禁止。

 但し、”リサイクル用”のプラステイック廃棄物に限定し、“無害であり、環境汚染せず
 リサイクルの用途に使われる“廃棄物は移動を許す。受け入れ国のリサイクル作業の遵守を監視する。

・EU27カ国は、OECDメンバー国にプラステイック廃棄物を移動する場合、移動元国、受け入れ国、
 双方の許可が必要。

昨年、EUはトルコ、マレイシア、インドネシアを主に新興国に150万トンのプラステイック廃棄物を
“輸出”している。

バイロン
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EUコロナ種痘開始 [テクノロジー]

予定通り、European Medicines Agencyは21日(月曜日)に、ファイザー・バイオエヌテック社のコロナワクチン用を許可した。 

同社は、至急各国に配送を開始し年内に1250万服を配り終えると発表した。

各国の種痘開始プログラムは以下の通り:
・ドイツ、フランス、イタリーは27日(日曜日)から、種痘開始。
 ドイツは開始日に老齢者、医療前線関係者を中心に15万人に投与する。
 イタリーへのワクチン配送はベルギーの貯蔵所から、300の配送先に送られている。
 フランスは、フランス国家医療局の最終使用許可を取得してから(24日に許可予定) 
 一般種痘開始する。

・オーストリア、ブルガリア、スペインは27日種痘開始予定。

・ハンガリーは27日、または28日から開始。

・ベルギー、ルクセンブルグは28日から。

・スイスは27日から“最もひ弱な一部“に限定種痘を行い、一般施療は1月4日から。

・オランダは1月8日から。
 政府は”注意深く、安全で、責任ある“接種を行うと声明を発した。

以上、欧州は英米と一味違う、慎重な歩み。

バイロン
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変形コロナ;フランス緊急遮断を緩和 [欧州]

先週、日曜日にフランスは英国との接触を48時間一切遮断した。
英国で蔓延する変形コロナ風邪にたいする緊急処置だった。
その瞬間、英国に逗留する人々は出国を阻まれ、完全に足止め状況になった。

日々食糧その他物資を運送しているトラック運転手も、欧州に帰れない。

昨日、フランス政府は、遮断の一部緩和を決定。

フランスに戻りたいヒトは72時間以内にコロナ風邪検査を受け、陰性証明書を得ること。

陰性証明は“変形コロナ風邪“についても証明を要する。

フランス人以外に、EU在住者で、フランス経由移動したいヒトも同様。

検査に、数日かかる模様で、自国に帰るフランス運転手も暫く車上生活を続ける事になる。

家族とのクリスマス団欒も不可能か。

バイロン
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厄介な漁業問題 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国EU離脱はあと1週間後。
ブラッセルの離脱交渉は漁業問題で動きが取れない。
昨日は英国ジョンソン首相とEU委員会議長レイエンが数度に亘り電話協議。
相互に、物別れ前にもう一日交渉団に時間を与ええうことに合意。

昨日EU交渉担当バルニエ氏は、欧州議会首脳に報告し、離脱後の新通商協定につき合意が可能の段階だがただ漁業権に関しては英国の最後の主張は、EUにとり“断じて”許容できない、と語っている。

離脱後、英国領海におけるEU漁船の操業規模、規制対象の魚種、合意の期間、紛争解決の方策、制裁とその程度、等々、詳細事項になると、両者の主張に歩み寄りは不可能だと報告。

バイロン



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