フランス コロナワクチン投与開始

フランス政府は､今月最終週より､コロナワクチンの施療を開始すると発表。

主要点下記の通り。

・21日に開催されるThe European Medicines Agency会議でファイザー・バイオエヌテック社の
　コロナワクチンが承認される予定。
・承認に従い今月最終週に､同ワクチンの施療を開始する。
・1月より､養老院居住者、老齢者、健康弱者を優先し、１-２月に１００万服の種痘を実施。
・３月から６月の間に一般の１５００万人に種痘する。
・政府は２億服のワクチンを購入済み。

フランスのコロナ風邪感染者数は今週火曜日に１１．０００人を超えた(目標は５、０００人以下）。

バイロン

胸突き八丁

UKジョンソン首相官邸は次の議事日程を発表。
・今年の国会議員のクリスマス休暇は取り消し、臨時国会に出席準備しておくこと。
・交渉の成り行きで､明日金曜日-18日ーにEUとの離脱協定が合意の可能性がある。
・合意の場合、政府は､土日-19日、20日ｰの二日間で合意を成文化する。
・下院議会は､そのドラフトに基づき、来週月曜日ｰ21日ｰ朝9時から議論､承認。
・上院議会は翌日、火曜日-22日ｰに下院承認案につき議論、承認。
・翌日、水曜日-23日ｰに女王の認可。

バイロン

先ずは大麦から:豪州中国を提訴

鶏の蹴り合い。

意地の張り合いで、昨日、豪州は中国をＷＴＯに提訴。

今年5月に中国は豪州から輸入の大麦に50％の保護関税を課した｡

中国国内の小麦生育コストを下回り輸出しているとダンピング輸出と決めつけ、更に豪州政府が小麦農家に不正な助成を行っていると非難し対抗処置とした。

豪州政府は昨日のＷＴＯ訴訟で中国の主張を全て退け､法に従わない行為と反論。
小麦の“違法関税”の撤廃を求めた。

豪州政府は､続けて､石炭、牛肉、ロブスター、木材等への関税､取り扱いにつき随時ＷＴＯ提訴を行うと発表。

ＷＴＯ裁定には数年かかる｡

いずれ妥協のとげ抜きも長期戦となる。

バイロン