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インドネシアとトランプのアメリカ [アジア]

インドネシアのジョコ ウイドド大統領は、アメリカ トランプ大統領の任期中にただの一度もワシントン訪問をしていない。

一方、トランプも恒例に反してアセアンサミットに僅か一度しか顔をださず、アセアン駐在アメリカ大使を任命さへしなかった。

トランプのアメリカ第一の姿勢は、アジア軽視だと、インドネシアにトランプのアメリカとの協力を警戒する動きが強かった。

ジョコ ウィドドは、バイデン新大統領に祝電を真っ先に送った事でも目立っている。

先月、ポンペオ国務長官がアジアを歴訪し、中国への抵抗姿勢を強化するよう説得したがインドネシは乗らなかった。

一方、南シナ海の中国海軍と漁船の活動は、インドネシアを始めアセアン諸国に危機感を増長している。

先月、ジョコ ウイドド大統領は、ジャカルタに主力を置くインドネシア海軍の戦闘部隊を一部、ナツナ島に分遣すると決定。

同島から、中国海軍、漁船の動きを牽制する決断を見せた。

果たしてバイデンのアジア外交は、如何に対応するか。


バイロン
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フランス政府のコロナワクチン対策 [テクノロジー]

フランス政府は先週、コロナワクチンに関し、基本政策を下記発表。

・ワクチンの種痘を1月から開始する。

・1月は、養老設備入居者、2月は病弱な老齢者、既往症ある国民、"春口”から全国民を対象とする。

・種痘は無料。

・種痘は強制しない。

・欧州、またはフランス当局の使用許可取得が条件(今月中に確保予定)だが、既に、
 ファイザー・バイオエヌテックおよびモデルナ社のワクチンを確保している。

・最大の問題は国民のワクチン不信。
 政府調べで約半数の国民がワクチンの安全性に疑問を持つ。
 政府は、情報の透明性を高め、国際医療機関との交流を高め情報の質を高める努力をする。

バイロン

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言葉の壁:バベルの塔 [連載ー英国EU離脱交渉]

EUを代表してUKと離脱交渉の責任者、バルニエ氏は元フランスの外務大臣。

彼と、フランス議会議員との秘密会議内容がドイツDW紙に漏れた。

有力議員は、UKとの離脱協定が成立した場合、最終文書は"フランス語"を正本とすべきだと主張。

これに対し、バルニエ氏は、離脱交渉は全て英語で行われており、最終版は英語に成らざるを得ないと答えている。

彼は、如何なる合意でも、EU27メンバー国の"自国語"に訳文する原則についても、もう時間が無い。

交渉に使われている英語と訳文との完全一致を各国法律家集団が精査するにはもう時間が無い。

今回は、全て"英語版"を認めるしか無いと応じている。

これに対し、議員は、"これまで、国際交渉で、英国が、英語以外の文章を認めたことがあるか”と英国の不平等性を詰っている。

バイロン

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最後の交渉 [連載ー英国EU離脱交渉]

現地時間、昨日(土曜日)英国ジョンソン首相とEU委員会議長レイエンとの電話会談。
両者は下記共同コミュニケ発表。
・漁業権、競争原理、合意の管理体制、の三課題につき、合意が無い。
・合意が無いと、協定成立は不可能と認識する。
・双方交渉団は再度、合意に向け交渉する。
・交渉は本日(日曜日)と明日(月曜日)ブラッセルで行う。
・ジョンソンとレイエンは明日の夜、再び電話会談を行う。

バイロン

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