イラン独仏大使を召喚:反政府活動家死刑

本欄既報の、イラン反政府民主化活動家、ザム氏の絞首刑(先週土曜日）に、“野蛮で受け入れがたい暴挙”としてＥＵは厳重抗議。

これに対してイラン外務省は昨日、”ドイツ、フランス大使を召喚し、“イラン国内問題に不当な干渉“と抗議。

ドイツは現在ＥＵ回転議長国。

フランスはイラン国内の逮捕を避けるザム氏のパリ滞在を許していた。

ザム氏はイラン情報機関にイラクに誘い出されて逮捕された。

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５月の総選挙:スコットランド独立

あと２週間でUKは協定のあるなしに拘わらずEUを離脱する。
スコットランドの総選挙は来年５月。
スコットランド国民党の優勢が予想できる｡

数年前の国民投票でスコットランドはEU離脱に反対した。

同党はUKからの独立を求めてきた。

離脱後UKが被る経済的損傷は大きい｡

スコットランドは、弱体化したUKに留まる経済的理由が一層、減じる。

EU内部にスコットランド問題を検討しているシンクタンクが多い。

スコットランドの独立と､個別のEU参加につき、EUサイドには問題が無い､と判じる向きが多い。

元々離脱反対で今後ともEUルールを受け入れるだろう｡

残る問題は使用通貨をポンドとするかユーロに乗り換えるかぐらいだ。

UKからの独立は、イングランドと北アイルランド間の問題より､イングランドとスコットランドの分離の方が障害になる問題が少ないとする。

両者の国境管理はエレクトリック技術で容易である。

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オーストラリアと中国 意地の張り合い

昨年オーストラリアから輸出された石炭は５５０億豪ドルを売り上げた｡

今年第３四半期の実績は昨年比１４％減で､中国向けは５０％を超えて減少している。

武漢のコロナ風邪発生源を調査すべきとの主張に中国は反発してオーストラリアからの大麦、牛肉、ワインの輸入を制限している。

モリソン首相は､石炭の輸出を政治的に絞っているのは、WTO規則違反だとして提訴の用意。

中国は､既にハウウェー排除、ホンコンデモに対する抗議､等、オーストラリア政府に１４条の抗議文を発している。

中国の締め出しで､第３四半期のオーストラリア石炭のインド向け輸出が昨年同期に比し９０％も跳ね上がり、石炭の国際輸出入ルートが一挙に変化している。

９月の値段はトン当たり５０ドルだったが現在８０ドルに高騰している。


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