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パキスタンのコロナワクチン [テクノロジー]

パキスタンは先月国家予算から1億5000万米ドルを確保して、コロナワクチンの買い付けに走る。

現在最有力は中国製のワクチン。

CanSino Biologics社と the Beijing Institute of Biotechnologyの共同開発ワクチン。

第一、第二段階の臨床実験は終了し第三段階がパキスタン内で1万人を対象に行われている。

政府は、結果判明後即時、使用承認し、来月から、国民種痘にとりかかるとする。

西欧オリジンのワクチンは他国に買い上げられており”中国ワクチンが"best option”とする。

同アクチンは、パキスタンのほかサウジアラビヤ、ロシアで臨床実験中。

バイロン
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豪州コロナワクチン失敗 [テクノロジー]

豪州製薬会社CSLとクイーンズランド大学共同開発のコロナワクチン。

臨床実験中に、HIVの抗体の形成が起こり、被険者にHIV陽性の“誤結果”が生じた。

両者は、HIV陽性反応の是正作業に一年を要する、と、アクチンの開発を断念した。

豪州政府は、同ワクチンを5100万服、仮注文していた。

政府は、今次の開発中止で、英国からの買い付け増加で賄うと発表。

バイロン
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舵無き船 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国ジョンソン首相発言に強調されたオーストラリア型EU通商協定。

意味不詳で記者団から追求された商業相、シャーマ氏は”無協定とオーストラリア型協定との差は結局、言葉の綾(a question of semantics)で同じ”だと認めた。

オーストラリアとEUの協定内容は多岐に亘り、UKは全ての分野につき、“まねをするにも”新規にEUと交渉を要する白紙の状態だとの確認。

UKは輸出入ともEUに50%以上依存してきた。

一方、オーストラリアの貿易相手は圧倒的に中国と日本。

EUとは距離もあり、貿易品も異なり、相互依存度は低い。

バイロン
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欧州中央銀 コロナ金融緩和拡大 [経済]

レガルデ欧州中央銀総裁はコロナ影響下の経済刺激に、コロナ緊急購入プログラム(pandemic emergency purchase programme (PEPP))を現在規模の1.35兆ユーロから1.85兆へ5000億ユーロ増額し、債券購入による市場への資金投入量を補強すると発表。

また本プログラムの終焉を来年6月から2022年3月まで延長する。

また、市中銀行への貸出金利は“マイナス1%”の景気刺激金利ー貸し出しには金利を付けるーを継続する(本件は借入銀行が留保せず、市中への貸し出しを行う事が条件)。

決定でユーロ圏国際価格が沸騰。

利回りがマイナスとなるケイスが出現。

対ドルユーロ為替は上昇。

輸出、インフレ率にマイナス効果が予測される。

バイロン
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指導者ジョンソンの見解 [連載ー英国EU離脱交渉]

EU委員会議長レイエン女史との頂上会談から帰国の英国首相ジョンソンは昨日記者会見。
主要発言は:
・見解の差は広すぎる。英国国民、企業は無協定に“今こそ("now is the time”)”備えるべきだ。
・1月に離脱してから経過期間中EUはUKを彼らの双子(twin)として扱ってきた。
 来年以降、UKをUKだけの法的環境に封じ込め(lock-in)EU法と齟齬すれば関税等で罰すると言う。
・来年以降、EUとの関係は"Australian-style option"とすることが重要(vital)である。
 EUとの自由貿易協定、亦、カナダ式関係(”Canadian relationship with the EU”)より
 オーストラリア式になる公算が高い(”strong possibility”)。

メデイアの反応:今更何を言う、交渉放棄ではないか、亦、豪州方式とは何か、明確でないと批判が強い。EU姿勢を罵倒する非外交的言辞につき、来年以降、UK首相の座は維持できまいとの予測も見える。

バイロン
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