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イラン原油禁輸:中国の反論 [国際]

今週、米国国務省は中国の数企業、個人をイラン原油禁輸禁止違反として制裁すると発表。

これに対し中国外務省は;
・米国が自国のイラン原油禁輸決定で、他国の正当なイラン取引を違法とし妨害するのは、
 国際法違反。

・米国は自国の法で他国を縛る”長い腕(long arm)"方式を採用するが、違法。
 他国を威力で威嚇する”虐め(bullying)”外交は早く放棄すべき。

と反論。

真っ向から対立の姿勢。

バイロン


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密告者の訴え:トランプとウクライナ [アメリカ州]

情報機関の密告者。

トランプの行動を非難する。

昨日、彼(あるいは彼女)の密告の全容が、米国下院議会を通じて公開された。

ホワイトハウスは公開の差し止めに躍起だったが公的機関内からの密告者の権利保護は法定されている。

しかし、未だに、密告者の素性は隠されており、今後の議会証言等への出頭に関しては身柄の安全、自由な発言の保証等、確認作業が残る。

しかし、公開された訴えを読むと、トランプの隠れた民主党候補バイデン潰しの策略はウクライナを舞台に恐ろしい深さに達しておりバイデン副大統領、ポンペオ国務長官、バー法務長官以下トランプ政府首脳が関連している疑惑が強まる。

一方、下院議会民主党のトランプ弾劾決議は、党員が雪崩を打って賛成しており.、今回の密告者訴状公開で、更にトランプ所業の捜査、指弾に弾みがつく。

トランプは密告者と彼(あるいは彼女)に情報を提供した者は”スパイ”であり、昔は銃殺だったと、仄めかし、密告に対し厳罰をもって望むと警告。

民主党は、かかる威嚇は民主主義の圧殺だと猛反発。

米国はパンドラの箱を開けた。

バイロン



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トランプと密告者 [アメリカ州]

明日は、米国情報機関の”密告者”某氏(某女)が議会で証言に及ぶかも知れない。

トランプが”国益に反する”密約を国際電話会談で行ったとの暴露。

法定の手続きに従い、証言を求める議会と、ホワイトハウス、法務省で綱引きが続く。

密告者と弁護団。

弁護団の身元調べが問題とされ、亦、密告者の身柄の安全保証の事前手配、密告の合法性確保も問題。

昨日のトランプとウクライナ大統領の電話会話の公開で全米は揺れている。

密告者の指摘は文書で、既に議会に提出されているが、内容、密告者の正体に付き本日まで秘密が保たれている。

議員から内容は、昨日の電話内容より重大だと漏れている。

バイロン

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阿鼻叫喚の英国議会 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国最高裁の判決でジョンソン首相の議会閉鎖行動が違法とされ、ニューヨーク国連総会から急遽ロンドンにとんぼ返りの首相。

全議員は昨日閉鎖の解けた議会によびもどされた。

初日は、まるで野獣の集まり(某紙)。

ジョンソンは最高裁判決を遺憾とし、政治に司法が介入するのはお門違いだと強調。

10月31日にはEU離脱を達成すると断言。

野党は挙って、違法な議会閉鎖を行った責をとりジョンソンは辞職すべきだと繰り返す。

ジョンソンの議会対策は独裁者の手法だと、非難囂々。

強引な議事運営で有名となった議長バーコーは、議員の暴言、下品な発言をたしなめるのに大童。

結局、何も出なかった昨日の英国議会だった。

バイロン
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現行犯;トランプーゼレンスキー電話会談 [アメリカ州]

このぐらいなら傷にならぬと考えたか(未だ他に秘匿された行動があるのか)トランプはウクライナ新大統領ゼレンスキーとの電話会談の内容の公開を許した。

7月15日、米国では法務省特別捜査官、ミューラー 報告書が出た直後の電話交信。

電話会談はホワイトハウスのシチュエイション ルームで約40分、数名の筆記が記録している。(ニクソン時代以来ホワイトハウス内の音声記録は避けられている)。

恐るべき読み物で、トランプは 自分の顧問弁護士(元ニューヨーク市長)ジュリアー二と法務長官バーを
ウクライナに派遣するから、ウクライナ司法当局は協力して。自分の政敵、民主党のバイデンに不利な情報を集めるよう繰り返し強要している。

見返りに、軍事支援資金約4億ドルの供与を仄めかし、卑劣な外交圧力が明白。

ゼレンスキーはトランプに叩頭し続け、トランプこそロールモデルだと追従を繰り返し、ジュリアー二を迎えること、トランプの主旨を踏まえ調査することを約し、ついでに米国より追加の武器購入を示唆している。

CNN他主要メデイアが電話交信記録、全文を公開している。

背筋が寒くなること間違いない。

バイロン


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モンブラン氷河崩壊の恐れ [欧州]

欧州最大のモンブラン山塊。フランスとイタリアにまたがり、4000メートルを超す高峰を11含む。」

.フランスで最高峰のモンブランの頂上付近の氷河が気象変化で日々60センチづつ氷解して滑落を始めている。
フランス政府は、氷河の崩壊の危険に対し、一部の登山ルートの使用を禁止。

亦、高峰の一つグラン ジョラスの頂上付近の氷河が溶け出している。

イタリア政府は、登山ルートの一部閉鎖を決定。

バイロン
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米国下院トランプ弾劾に [アメリカ州]

昨日米国下院、民主党はトランプ大統領の弾劾に向け行動を開始した。

同党院内総務で議長を務めるペローシ女史は、下院全民主党議員総会で党の総意を纏め、トランプ弾劾の手続きの開始を宣言。

議会内6小委員会で弾劾の罪状をまとめ上げ、法務委員会に提出するよう要求した。

弾劾に慎重だったペローシは党内に湧き上がるトランプ非難に押されて終に行動に出た。

直接の切っ掛けはトランプとウクライナ大統領の電話交信。

情報機関の密告者が電話を傍受、トランプの電話に国益を害する部分ありと指摘。

トランプは政敵民主党次期大統領候補元副大統領バイデン氏とその子息にウクライナ関連の汚職の容疑ありと、ウクライナ大統領に捜査するよう強制した、嫌疑。

2016年のトランプの選挙勝利が、ロシアの違法支援によるとの疑惑が消えていない。

バイロン


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英国議会閉鎖は違法:英国最高裁判決 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国最高裁判所11名の判事全員一致して、ジョンソン首相の議会閉鎖(プロロゲイション)を違法と判決。

司法が行政府判断を違法とし立法府、国会の議論の権利を認めた歴史的判断。

英国下級裁判所の、司法は”政治的判断”に介入出来ぬとする判断を覆した。

本判決は、議会閉鎖を違法とするスコットランド最高裁判断と同じだった。

国連総会に出席のジョンソン首相、至急立場を明確にしなくてはならない。

閉鎖が違法と決して議会は即時再開(ジョンソンの閉鎖で再開は10月14日となっていた。)

議員は即時ロンドンに呼び戻される。

国民世論は、ジョンソンが違法行為をなしたばかりか、女王を”騙して”議会閉鎖を演出したとして即時辞任せよとの声が湧き上がる。

これで、英国EU離脱の先行きもさらに混沌。

バイロン
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霧の中:英国労働党大会 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国、ブライトンの労働党大会。

国中が大騒動のEU離脱問題に党として如何に対処するのか。

長時間の激論のあげく約半分の議員が主張するEUに残留すべきだとの主張に対し、党としての結論は:

・党首コービー路線の通り、離脱か残留かの結論は出さず。暫し”中立姿勢を採る”。

・次期総選挙には第二回目の国民投票を求める立場を採る。

・党として、離脱、あるいは残留の決定を行う為に、総選挙前に、”特別党大会”を開き決定する。


とまた、これまでの霧が、濃霧になった。

党員の多くは、これでは支持者に党の立場をどう説明できるのか。

曖昧で訳が分からず、支持者の多くが失望し、乱暴だが歯切れの良い保守党ジョンソンに鞍替えしていると指摘。


バイロン

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米下院トランプ弾劾に動くか [アメリカ州]

トランプがウクライナ大統領に圧力をかけ、次期大統領の有力対抗馬元副大統領のバイデン氏と、子息のウクライナにおける不正疑惑を調査するよう強制した容疑。

日に日に米国メデイアが加熱して取り上げている。

発端は、情報機関内部に密告者が出て、トランプとウクライナ大統領の7月25日の電話会談を傍受した結果”トランプが国益に反する約束事”をコミットしたと法務省上司に報告。

トランプと、法務省は密告内容を議会に知らせない。

下院多数派の民主党、議会議長のペローシ女史は、これまで、トランプ弾劾に慎重だった。

しかし、党内の突き上げは強まる。

終に、ペローシはトランプに”最後通告”。

今週、木曜日までに、密告者の報告内容を議会に知らせなければ、民主党は”重大な結論”に至る、と警告。

党内、メデイアは終に下院の”大統領弾劾決議”への動きだと見る。

バイロン
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