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キャプテン クックから250年:ニュージーランド マウリ族 [アジア]

250年前の今日、英国の帆船、エンデヴァー号を操るキャプテン クックがニュ-ジーランドに到達した。

ニュージーランドでは、一週間の記念の行事が行われる。

エンデヴァー号のレプリカも最初の到着港、北島東海岸のギスボーンにお目見えした。

祝典の裏面で、島の悲惨な歴史が思い出されている。

エンデヴァー号の乗員は、到着早々、原住民マオリを殺害している。

この日を期に、島の植民地化が始まっている。

島の英国総督は、今年も、マオリに対して英国の"正式謝罪"の表明が無い。

今日からの式典も、英国政府主導で事前にマオリとの摺り合わせが無かった。

原住民代表は、"ドイツのアウトバーンの建設を祝して、ヒトラーを讃えるのか。我々にはクックは侵略者で祝うべき人物では無い。"と語っている。


バイロン





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人権事由の輸出禁止;米中貿易戦争 [国際]

米国商務省長官ロス氏は昨日、中国に対し新しい制裁を発表。

中国新疆自治州におけるウイグル人、イスラム教徒にたいする差別的抑圧政策に反対して、保安警備装置、顔面音声による認識装置を作る中国企業、と新疆省警備部の28団体を"企業リスト(制裁対象団体リスト)"に追加。

今後、アメリカ企業が今回指定の28の企業、団体に輸出する際は個々に輸出許可を求めなくてはならない。

ロス氏は現在、新疆州で150万人が反体制活動の罪状で中国本土の官憲に監禁されているとし、アメリカ企業が人権蹂躙の不正行為に加担してはならない、と述べた。

他国の国内政治を事由にする制裁で、中国の類似の反撃が予想される。

バイロン
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総スカン:トランプとトルコ [中東]

昨日本欄で触れたトランプとトルコ エルドガン大統領電話会談。

トランプは、トルコのシリヤ内クルド軍(YPG)に対する軍事行動を容認。

これまでシリヤ内IS掃討にともに戦った戦友のクルド軍を見捨てる決断。

トルコのシリヤ侵攻でトバッチリを受けぬよう米兵を避難させる結論をだした。

昨日、アメリカ議会は火事場の騒ぎ。

味方を見捨てるとは許せぬ愚挙だと共和党首脳部からもトランプ非難が湧く。

おまけに国防省は声明を発し、米国政府は、トルコのシリヤ侵攻を許可していないと、真っ向から、トランプ"決定"を否定。

トランプは得意のトウイッターで"馬鹿げた部族戦争から米国は手を引く。米国が捕獲したISの捕虜を関係国は引き取るべきだ."と主張し同時に、トルコに"許した範囲を超えて軍事行動を行うな。範囲を超えたら米国はトルコ経済を破壊する制裁を与える"とまるで世界の帝王のごとき言辞を弄している。

シリヤのクルド軍(YPG)はトランプに"背中を刺された"と非難声明。

バイロン



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