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納税記録公開:トランプの敗北 [米国トランプ弾劾]

トランプは大統領就任前後より、今日まで自分の納税記録を公開していない。

歴代大統領、候補者は、税法上不正が無いか明示するため納税記録を公開している。

トランプの顧問弁護士がトランプの選挙費用の違法利用の共犯者として牢に繋がれている。

連邦下院議会はトランプの納税記録を求めてニューヨーク州裁判所の判定を求めてきた。

トランプは連邦税務機関であるIRSは州で無く連邦の機関で、自分が連邦政府の最高責任者として、議会の公示要求を拒否できるとしてIRSに公開を禁じてきた。

従い、議会は、連邦法の支配を受けぬニューヨーク州にトランプの州税の納税記録を提出するよう求めてきた。(トランプの不動産業は主にニューヨーク州で行われてきた)トランプの個人税務事務所はニューヨクにある。

今週、月曜日、州裁判所は下院議会の要求を認め、トランプの個人税務事務所、マザースに、トランプの州税の納税記録を提出するよう命じた。

トランは即日、裁定に異を唱え、連邦控訴裁判所に差し止め命令を求めた。

昨日、控訴裁判所は、州裁判所判決を支持し、トランプの敗北が決まった。

トランプに残された道は、連邦最高裁判所への提訴だが、今回控訴審の採決理由に過去の最高裁の判断が援用されている。

即ち、三権分立の建前より、行政府の長が納税事実を議会に対し隠匿することは出来ない、との参考意見を採用している。

従い、トランプが任命の最高裁判所判事といえども前例は無視できない筈で、終に、トランプが極端に恐れている納税実績が国民の目に晒されそう。

バイロン
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米中貿易戦争に燭光 [国際]

昨日 米中貿易問題のに関する米中トップ会議。

中国習主席の親書を携えたリューヒ副総理とトランプは会議直後ホワイトハウスで記者会見。

トランプの発言;
・大体(pretty much)合意に達した。後文書にする仕事が残る。
・合意は”愛情テスト(love test)だ。(注;意味不詳)
・合意を紙に記録するのに”3-5週間”かかる。
・我々は一緒にチリーに行き、"big summit”をやる。
 (注;意味は明確で無いが来月チリーでのAPEC首脳会議でトランプは習主席と会談の用意がある 
 ようだとCNNは解釈している。)
・我々は知的財産、金融サーヴィスで合意した。
 .農民に”凄い(tremendous)合意をした。400から500億ドルの農産物の買い付けだ。

会見に同席のミューチン財務長官は、来週に予定されていた関税率25%から30%への嵩上げは文書作成の間停止されると語った。

米国株式市場、一挙に400ポイントの跳ね上がり。

バイロン

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トランプ移民法にストップ [アメリカ州]

昨日、米国テキサス、ニューヨーク、ワシントン、カルフォルニア州裁判所は同時に、トランプ提案の移民法改定法案を憲法違反として違憲判決。

判定によると、改定法案には、海外からの移民の入国、および国籍変更に関する条件の強化が盛り込まれ、法的にも、物理的にも移民の締め出しを目指すもとして違憲判断となった。

同法案の責任官庁である国内安保省の”代理”長官(トランプは正式長官を置かない。ほぼ全長官が議会承認を必要としない代理長官。何時でもトランプの気分で更迭できる。)だったマクリーアン氏は即刻馘首。
これで同省の代理長官の更迭は4人目。

バイロン
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EUトルコ制裁に動く [中東]

トルコのシリヤ侵攻で、既に民間に死傷者が出て、数万人が戦火を避け家を捨てて、難民化している。

トランプの独善の舵捌きが亦.新しい中東の火種を残した。

.EUは、全てのメンバー国でトルコの軍事行動を非難。

トルコは、これまでEUとの協定でIS掃討戦争で生じたシリヤ難民をトルコ内に留置し、EU内部へ解放していない。

この難民”せき止め”に対してEUは巨額の特別援助金を支払っている。

トルコエルドガン大統領は、今回の”クルド殲滅”の軍事行動につきEUの賛同が無ければ、”木戸を開けて”難民をEUに送り込むと宣言した。(エルドガンは軍事行動後シリヤ国境に非武装地帯を設け、難民キャンプを設営し、現在トルコに流れ込んでいる300万人のシリヤ難民をキャンプに送り返し、その維持管理費用を、EUに分担するよう求めている。)

エルドガンは難民を”武器化”し、EUを恐喝するのかと、EUの態度は更に硬化している。

EUは来週月曜、外相会議、水曜日にサミットを開き、トルコ”制裁”を協議する。

トルコに対するEU公式制裁は前例が無い。

バイロン
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