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最終日程 [連載ー英国EU離脱交渉]

愈々、大詰め。

英国のEU離脱のDーdayは2週間後。

この瞬間からの、イヴェントは;

・現在、ブラッセルで、英国EU間に離脱協定の最終交渉が進行中。
 交渉は、明朝まで徹夜となる模様。

・ロンドン現地時間、明日(14日)女王の議会スピーチ。
 ジョンソンシ新内閣の所信表明と、計画のお披露目。
 (伝統的に女王は”私の内閣”の所信を披露する形を採る。)

・この女王スピーチにこの瞬間進行中のEU離脱協定が間に合うかどうか、問題。
 如何なる形で協定に言及されるか注目の的。

・17-18日、ブラッセルで英国EU離脱に関する最後のEUサミット。
 (今夜の徹夜交渉に続き、 物理的に16日一杯交渉は可能。
 但し、交渉がなっても、英国議会の承認が要る。その時間が無い。)

・19日(土曜日)。英国議会特別招集日。
 この日現在で、EUとのあいだに離脱協定の合意が無い場合、あるいは合意がなっても
 英国議会の承認を得られぬ場合、ジョンソン首相はEUにたいし、離脱時期の延長を申請しなくて
 はならない。(所謂ベン議員立法)

・31日(木曜日)英国はEUとのあいだに離脱後の関係を定めた協定の有無に拘わらず、
 EUを離脱する。

バイロン


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シリヤとクルド:トルコ対抗戦線 [中東]

トランプのシリヤ戦略で情勢は急変中。

昨日、シリヤ政府と、クルド軍事団YPGはトルコに対し、共闘戦線を張ることに合意。

ロシアもこれを支持した。

シリヤ軍は、既に、トルコ軍が越境侵入してクルド軍と戦闘している北シリヤ、トルコ国境へ向けて正規軍を移動させている。

数日中に、トルコとシリヤの正規軍が正面衝突となる。

トランプは、同戦闘地帯から、米軍の完全撤退を命じている。

事態の急展開で、トルコ エルドガン大統領は窮地に落ちた。

彼のクルド壊滅作戦→シリヤ内に非武装地区設立→トルコ内のシリヤ難問の非武装地区への送還計画、は霧消した。

トランプと事前合意があるとみられる計画だった。

亦、独仏はEUを代表してエルドガンに即時シリヤ侵攻を停止し引き上げるよう勧告。

バイロン
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時代の変わり目:自然エネルギー発電 [社会、文化]

1882年ロンドンに石炭発電所が稼働して以来英国は、発電の原料を化石燃料に頼ってきた。

それが本年第三四半期に歴史上始めて、自然エネルギー発電量が化石燃料発電量を超えた。

気象研究所、カーボン ブリーフによると、英国の第三四半期発電量のうち、自然エネルギー(風力発電、太陽光発電、バイオマス、水力発電)発電量が29.5テラワット・アワーで、化石燃料(石炭、石油、ガス)発電量の29,1テラワット・アワーを始めて凌駕した。

1882年以来の快挙となった。

尚、同四半期の総発電量は原子力発電を含み、73.9テラワット・アワーだった。

バイロン
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