SSブログ

EUスイスとの関係整理 [連載ー英国EU離脱交渉]

イギリスがEUから離脱する。

振り返るとスイスはEU圏の真ん中にありながらEUのメンバーでは無い。

EUから見れば完全な”第三国”なのである。

それなのに、いずれメンバーとなろうと容易に双方とも通商、外交関係を続けてきた。

”同等扱い”の原則が慣習的に樹立し、例えば、EUメンバー国とスイスの株式取引場は相互に何の支障も無く双方から自由にアクセスできる。

一方、スイスはかたくなに自国の法秩序を守り、EUの諸法規を受け付けない。

EUの大原則である”ヒトの自由な移動”も拒否している。

スイスは良いとこ取りの典型である。

イギリス離脱が近づいてEU委員会が気がついた。

スイスとの関係を至急明確にしないといけない。

離脱後のイギリスとの交渉の弱みとなる。

そこで委員会は、年内に、スイスが今後全ての法体系、訴訟処理、につき、EU規則を守ること、最終紛争解決にEU最高裁判所の判定に服する確認を求めた。

交渉上手でなるスイス、早速、既得権侵害だと猛反撃、報復としてスイスのアルプスを越える交通機関の使用料を大幅に引き上げると、サーヴェルを鳴らしている。


バイロン

nice!(0)  コメント(0) 

オペックとトランプ ファクター [経済]

昨日、トランプはトウイットしている。

”オペックは現在の生産量を減らさず、そのままに据え置くことを望む。世界は、原油価格の上昇を見たくないし、必要としない。”

また先週は、原油価格の下落は”世界に減税の恩恵を与えるのと同じだ”とトウイットしている。

カショギ暗殺で国際社会から村八分にあうサウジのモハンマド皇太子を独り擁護するのがトランプ。

皇太子は莫大な武器買い付けでアメリカの雇用を保障してくれていると、擁護。


オペックとロシア、これからの生産調整に合意できるか。

両者生産削減に合意できないと、油価は更に下落しよう。

数日中に答えが出る。

バイロン
nice!(0)  コメント(0) 

黄色いジャケット運動の変質 [欧州]

フランス中に巻き起こる”黄色いジャケット”運動。

始まりは、マクロン大統領のガソリン、ジーゼル油への増課税反対の民衆デモ。

ソーシャルメデイアでデモは膨れ上がる。

今週末には、4週連続の大デモが予定される。

マクロンは、デモに屈し、今週、増課税を1年凍結すると宣言。

しかし、デモが変質している。

弱者保護の諸施策を求め、最低賃金の嵩上げを求め、富裕者課税の強化を求め、ついにはマクロン退陣をも求めだした。

自動車燃料の増課税は延期されたが今週フランス全土にガソリンスタンド焼き討ちの破壊行為が続く。

マクロンは、デモ指導者と話し合いを求めるが、正体が不明で、呼びかけは不発。

週末のデモは避けられない。

バイロン

nice!(0)  コメント(0) 

米中貿易戦争:フアウェイ トップ 逮捕 [国際]

中国最大手のIT企業フアウェイ創始者の娘で同社CFOのメング女史が、訪問中のカナダで逮捕された。

アメリカ政府の要請による、と報じられる。

罪状は公表されていない。

カナダは、女史を、要請に従いアメリカに引き渡す。

中国政府は故無き違法逮捕として両国を厳しく非難。

即時の解放を要求。

カナダ官権は本日同女史の保釈要請を審議する。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)