イギリス自動車業界に赤信号 [経済]
イギリス最大の自動車企業、JLR(ジャガー ランド ローヴァー)社は、2006年までアメリカフォード社の所有だったが、同年、インドのタタ グループに買収された。
イギリス、ソリハルに本社工場を持ち、全英で4万人の従業員を抱える。
タタが買い取った数年は業績は伸びたが、その後沈滞が続いている。
特に、今年の第三四半期に9000万ポンドの大きな赤字を産み、本社工場では、1万人の解雇を発表。
更に、来年1月以降、全英で5000人の追加人員整理を発表。
全13種の車種で利益を出したのは3種のみ。
中国を主に、全世界市場で販売が一様に縮小。
更にイギリスのEU離脱で中短期の販売予測が立たない。
本社では、来年以降厳しいコストカットに望むと強調、同時に、予測外の展開(?)もあり得ると不気味な発表。
バイロン
イギリス、ソリハルに本社工場を持ち、全英で4万人の従業員を抱える。
タタが買い取った数年は業績は伸びたが、その後沈滞が続いている。
特に、今年の第三四半期に9000万ポンドの大きな赤字を産み、本社工場では、1万人の解雇を発表。
更に、来年1月以降、全英で5000人の追加人員整理を発表。
全13種の車種で利益を出したのは3種のみ。
中国を主に、全世界市場で販売が一様に縮小。
更にイギリスのEU離脱で中短期の販売予測が立たない。
本社では、来年以降厳しいコストカットに望むと強調、同時に、予測外の展開(?)もあり得ると不気味な発表。
バイロン
モリソンとエルサレム [中東]
豪州首相モリソンの決断。
イスラエルの首都をエルサレムと認める。
ただし、大使館はテルアビブに留めてエルサレムには移動しない(トランプは5月にアメリカ大使館を移動済み)。
豪州内外に大きな波紋。
昨日、マレイシア政府は、インドネシア政府に続き、正式抗議。
国連、国際社会が追い求める2国制度(イスラエルと、パレステイナが、独立の二国として併存し、和平に達すること)につき障害になると。(パレステイナは独立の際、エルサレムを首都としたい。)
バイロン
イスラエルの首都をエルサレムと認める。
ただし、大使館はテルアビブに留めてエルサレムには移動しない(トランプは5月にアメリカ大使館を移動済み)。
豪州内外に大きな波紋。
昨日、マレイシア政府は、インドネシア政府に続き、正式抗議。
国連、国際社会が追い求める2国制度(イスラエルと、パレステイナが、独立の二国として併存し、和平に達すること)につき障害になると。(パレステイナは独立の際、エルサレムを首都としたい。)
バイロン
不満のイタリア [欧州]
ユーロバロメターによるEU最新世論調査。
設問はEUに参加して得をしたか損をしたか。
全EU28カ国の平均で得をしたとするのは70%、損が20%。
得になったとする国、高位順に、アイルアンドが95%、ポーランド90%、ハンガリー、オランダ、ドイツ、スペインが80%台で、EU参加に好判定。
一方、損をしたとの不満評価は、イタリアが最も多く国民の45%が参加に否定的。
次に不満はギリシャ。40%が不満。
第三番目の不満分子がイギリスで30%が損をしたと評定。
バイロン
設問はEUに参加して得をしたか損をしたか。
全EU28カ国の平均で得をしたとするのは70%、損が20%。
得になったとする国、高位順に、アイルアンドが95%、ポーランド90%、ハンガリー、オランダ、ドイツ、スペインが80%台で、EU参加に好判定。
一方、損をしたとの不満評価は、イタリアが最も多く国民の45%が参加に否定的。
次に不満はギリシャ。40%が不満。
第三番目の不満分子がイギリスで30%が損をしたと評定。
バイロン
メイ内閣の苦悩 [連載ー英国EU離脱交渉]
明日、イギリスメイ内閣閣議。
党内にも閣内にもこの期に及んで、離脱の行く先が見えないと焦燥感が募る。
先の党首不信任案で騒ぎで表面化したが、不満は以下に纏められる。
・もうこれ以上、EUとネゴっても、離脱後のイギリスの立場が有利になることは無い。
・メイ首相の離脱案には、アイルアンド問題あり、長期に事実上の離脱が不可能で、北アイルランド がアイルランドに飲み込まれる国家分裂の危険がある。
・議会では、労働党を始めスコットランドも離脱に反対で、メイ首相案が、了承される公算は低い。
・しかし、ここまで来れば、もう、一発勝負で早期に議会の採決を求めるべきではないか。
長引けば、"第二国民投票"の要求も出てくる。逆に離脱派も硬化しており、第二投票は国を一層
二分する騒乱と成る。
・早期議会採決で、メイ案が否決されれば、それは、一切の合意無く、EUと"ハード離脱"を意味する。
それはそれでいいでは無いか。 メイ内閣は、全力で"ハード離脱"対策に取り掛かれるし、取りかか るべきだ。
メイ首相は、あくまで国民投票による離脱の意思を完遂するとし、第二国民投票は、民意に背く行為だし絶対に譲れぬとする。
また、EUとの継続した交渉を可能にするため、議会採決は1月21日まで延期すると決定している。
バイロン
党内にも閣内にもこの期に及んで、離脱の行く先が見えないと焦燥感が募る。
先の党首不信任案で騒ぎで表面化したが、不満は以下に纏められる。
・もうこれ以上、EUとネゴっても、離脱後のイギリスの立場が有利になることは無い。
・メイ首相の離脱案には、アイルアンド問題あり、長期に事実上の離脱が不可能で、北アイルランド がアイルランドに飲み込まれる国家分裂の危険がある。
・議会では、労働党を始めスコットランドも離脱に反対で、メイ首相案が、了承される公算は低い。
・しかし、ここまで来れば、もう、一発勝負で早期に議会の採決を求めるべきではないか。
長引けば、"第二国民投票"の要求も出てくる。逆に離脱派も硬化しており、第二投票は国を一層
二分する騒乱と成る。
・早期議会採決で、メイ案が否決されれば、それは、一切の合意無く、EUと"ハード離脱"を意味する。
それはそれでいいでは無いか。 メイ内閣は、全力で"ハード離脱"対策に取り掛かれるし、取りかか るべきだ。
メイ首相は、あくまで国民投票による離脱の意思を完遂するとし、第二国民投票は、民意に背く行為だし絶対に譲れぬとする。
また、EUとの継続した交渉を可能にするため、議会採決は1月21日まで延期すると決定している。
バイロン