オバマケアーに違憲判決

トランプ劇場は騒がしすぎる｡

テキサスの連邦裁判所。

共和党議員、支持者を集めて､前大統領オバマが仕上げた国民皆保険制度ｰ所謂"オバマケアｰ”に違憲の訴えを起こしていた｡

昨日、裁判所はこれを認めた。

既往症を持つ病人の扱いを巡る紛争。

違憲となれば､本制度全てが廃止となる可能性が高い。

亦、アメリカの暗い陰、無保険者が無数産まれる。

２年前に最高裁が合憲の裁決済みの筈。

即刻カルフォルニア州、その他の多くの州で､控訴の動き。

トランプは鬼の首を取ったようにツイッターで歓喜の声。

選挙選の最大の公約がなった、と。

バイロン

大統領首席補佐官

トランプのホワイトハウスを取り仕切る大統領補佐官。

まるで話しを聞かない大統領の元で既に二人の前任者が"馘首された("fired”）。

ケリー補佐官は月末に去る｡

後任が決まらなかった｡

誰も手を挙げない｡

切羽詰まったトランプ周辺からトランプ女婿のクシュナｰの名前まであがり、世論は仰天と怒りを露わにした。

昨日、トランプは､ホワイトハウスで予算部局の責任者マルヴェニーを"臨時"首席補佐官に任命。

北カロライナの元連邦議員。

健全財政を謳うテイーパーテイーのメンバーだった。

今回の抜擢、大方の見方は､トランプと馬が合うから。

それだけの理由とは寂しい限り。

新首席補佐官の仕事が､メキシコの壁を巡り、連邦政府の閉鎖対応とは、重荷である。
(連邦議会の支払い許可がでなければ、２１日にも一部閉鎖となる。）

バイロン

共通予算 ユーロ圏

イギリス離脱で大揺れのEU。

離脱がなると２７カ国となるが､内、１９カ国が共通通貨ユーロを使用している。

全メンバー国の財政に関しては各国独立の原則がある。(即ち､予算策定権限は各国独自）

昨日、EUサミットで新しい原則が合意された。

即ち､ユーロ圏１９カ国は予算策定に共同し､圏内の投資案件につき合意する。

ドイツ、オランダが反対してきた財政主権の放棄だが、効果的広域経済活動のためと譲歩した｡

共同予算の組み立て、ユーロ圏予算と､EU全体予算の整合性につき､EUは６月まで検討し結論を出す。


バイロン